17Apr

【皇居三の丸尚蔵館】『百花(ひゃっか)ひらく-花々をめぐる美-』、この展覧会をもって【皇居三の丸尚蔵館】は長期休館に入るので、その前に!と足を運びました。会期は~ 5月6日(火)まで。リニューアル後の全面開館は令和8年(2026)秋の予定だそうです。
まだ間に合う!これからのイベント
〈展示室 de 作品解説 (研究員によるギャラリートーク)〉
5/2(金)午後6時35分〜(20分程度)参加無料(当日の入館券必要)
〈特別鑑賞会(皇居三の丸尚蔵館研究員による解説付き)〉
4/25(金)午後6時〜午後8時 事前申込制(20名限定) 参加費:5,000円(税込)
【皇居三の丸尚蔵館】アクセス
皇居三の丸尚蔵館は皇居東御苑にあります。前記事と重複しますが、利用した公共交通機関は東京メトロ。『大手町駅』が最寄りです。
こちらの↓「C13a」出口を目指します。ここから大手門まで徒歩5分です。

この先のエスカレーターを上り、

地上に出たら、そのまま直進したらもう大手門前です。

入口で手荷物チェックを受けて、東御苑へ。ここまでで10分もかからないくらいでした。
【入館方法】
オンラインでの日時指定予約優先制です。鑑賞環境保持等のためとのことです。

当日枠の場合
ただ、この日は他に計画があり、時間が読めなかったので予約はしないで行きましたが、11時50分前頃に「館内空いてまいりましたので、ご入館いただけます」とちょうど入口前で案内があり、入ることができました!ホッ。
入口のスタッフさんから「一般か学生か」の区分を聞かれ、紙の券にチェックしてもらってそれを受け取り、館内の受付に渡してそこで入館料一般の1,000円を支払います。

【コインロッカー】
100円返却タイプで、大小大きさのコインロッカーがあります。
【所要時間】
ゆっくり見て回って、渡しの場合は40分ほどでした。
【館内は撮影禁止マーク以外は撮影可能】
古今和歌集や源氏物語の嗜みがあればさらに楽しめるかもしれません。
ボンボニエールもなんと可愛らしいこと!〈17 六角形黃心樹石南花紋ボンボニエール〉は有田の深川製磁作、身近に育って来た身としては嬉しい。
〈19 銀製挿華〉
令和の大嘗祭の後に行われた大饗の儀で参列者へ配られる銀製の造花、挿華。

次の展示室へ。

鳳凰の彫りや金具まで細工が施されていてうっとり。

〈国之華〉
桜と菊ですね。


隅々にまで細工が施されています。

〈26 罌粟〉
朱と白と緑の色合いがいいですね。

〈28 牡丹図〉
14世紀の作品。

〈30 動植綵絵 伊藤若冲〉
若冲さんの作品は心が踊ります♪
薔薇小禽図と梅花小禽図。見入ってしまいます。


〈32 草書自詠詩(七十七自寿詩)中林梧竹〉
中林梧竹のお名前が!高校の書道の教科書にも作品が載っていました。佐賀県小城出身の方でいらっしゃいます。

〈39 萩模様衝立〉
絹糸と金銀彩でできております。

〈37 浅葱絽地秋草浮線綾模様振袖〉
「あさぎろじあきくさふせんりょうもようふりそで」と読みます。
撫子、萩、桔梗、女郎花などの秋草と、地の色合いも美しい。

〈43 色絵菊花紋花瓶〉
こちらは有田・香蘭社。「染錦手(染付と上絵付を併用する技法)と呼ばれる有田の最高が凝縮されています」という作品。

解説、技術についてなど、勉強になります。
眼福でした。
この後、東京駅から上野へ。
