9Jan

つい先日まで、こんな絵を描いていましたが、
身体は長方形。
上段真ん中の黒い線で描かれた顔は「ねね(私・姪の伯母)」
その隣の緑の線で描かれた顔は「にに(姪の伯父)」
だそうです。
何と!その数日後、急に髪の毛を描くようになりました!
「ジャンプしているから髪の毛が伸びた(跳ねているということかな)」
だそうです。
そして、驚きは続き、白いモザイク部分、ひらがなで自分の名前を書きました!
青い服を着ているのは姪本人だそうです。
青が好きなんです。
真ん中の大きいのは
「ママ」
その隣は「パパ」
何だか髭らしきものも描いているような。
やはり、ママの絵は大きく描きますね。
これは、子どもの描画表現の特徴の一つ。
4歳~9歳頃の「図式期(絵になりかけた時期)」の特徴です。
誇張表現(拡大表現)と呼ばれていて、まず1番描きたいものを、画面中央に大きく描くのです。
観察よりも記憶に基づいているのが特徴で、それについての自分の考えや知識があり、内容が豊富に描けるので大きくなるのだそう。
参考までに、先に上げたその数日前のこちらの絵
この描画表現の特徴は、
3歳~5歳頃の「前図式期(そのものらしく描く時期)」のカタログ表現と呼ばれるものかしら。
お気に入りのものを並べる。
繰り返し描ける喜びの表れで、絵描き並べることで気持ちが満たされるという。
ただ、描いているだけではなくて、「気持ちが満たされている」ということに、なるほど!と思う。
このことを知っていて眺められるのは、ありがたい。
【参考「保育士合格テキスト・下巻(成美堂出版)」】
ひらがなが書けるようになったのは、昨年、姪と同じ年齢の男の子と一緒になる機会があって(2018/11/10と12日の記事参照)、その男の子は各県の県庁所在地をはじめ、アルファベットや数字も理解していて、そのお母さんに聞いてみたところ、
「100円ショップの教材を見せていただけ」
とのことだったので、それからさっそく姪にも買って、お風呂に入っている時に見せたりしていたのでした。
とりわけ一生懸命教えたわけではなく、ある日、何気なく書けるようになるんですね。
こうやって、一緒にいて、できるようになっていく様子を見ていると、無理にだったり、焦ったりする必要はないのだなぁと思う。
ただ、周りにいる人をお手本にするので、その自覚や心がけは大切かなぁ。