6Oct
先日、上野から帰るときのこと。
姪が、交通系ICカードをパスケースから取り出して、手に持ってるなぁと思いつつ、まさか手に持ったものを落としたりはしないよね、とそのまま何も言わず、改札通る前にお手洗いも済ませ、私が先に改札を通り、姪、姪ママと続いて通ろうとしたときに、ん?姪のパスケースが空!。
ちょうど、駅員さんがいる改札口側で、改札を挟んで他の利用客に迷惑にならないように端によりつつ、姪ママとやり取り。
姪ママ「何でパスケースに入ってないの!?」
姪「あれ!?」
私「さっき、手に持ってたのよ!お手洗い行く前!え〜っ?落とした?え〜っ、もう改札通っちゃったよぉ…(;´д`)」
姪ママ「んもう、ちょっと探してくるね!」
駅員さん「もしかして、子ども用のですか?さっき、届け出があったので事務所に問い合わせてみますね。お名前をお願いします。」
私「(姪の名前)です。」
駅員さん「う〜ん、その名前だったっけな?」
と言いつつ電話してくださる。
駅員さん「さっき、届け出があった子ども用の交通系ICカードですが、今、落とされたというお客様がいらっしゃってて、名前、何でした?…あ!ビンゴ!」
このやり取り、姪ママは聞こえてなくて、ちょっと待って!届け出があったみたい!と姪ママと駅員さんと交互にやり取りしてたけど、良かった、姪ママが探しに行く前に見つかりました。
駅員さんの「ビンゴ!」の言葉にホッとしたのと同時に、おかしくて笑った。
駅員さんにお礼を言って、姪ママと姪が事務所へ取りに行った。
受け取りのときの身分証、別のバッグに入れてたけどどうしたかなぁとそのとき姪ママは思っていたらしい。そして、無意識の自分がちゃんと今日持っているバッグに移し替えていたらしい。良かった。
そして、姪ママは、まぁまぁな金額チャージしてて入ってたけど、もう見つからなかったら、とりあえず今日は切符買って帰るしかないかな…と考えていたらしい。
私も姪ママも、やり取りしているときには、駅員さんに「落とし物届いていないか」、とか、聞くことをこれっぽっちも思い浮かんでなかったので、駅員さんが自ら私たちのやり取りを聞いて声を掛けてくださったのが本当にありがたいし、落とした交通系ICカードを、時間を取って届けてくださった方に感謝でいっぱい。
姪は、事務所から改札まで向かって来る時に、戻ってきた交通系ICカードを手に持って、ありがたそうにチュッっとしてた。
なんだか、そのホッとしているであろう姿に、やれやれ、という氣持ちと、ノーテンキというか、何やってんだろ、みたいな笑いたいような氣持ちがわいた。
もう一度、改札の駅員さんにもお礼を言って無事に帰ることができました。