28Oct

《選書》
4年生への読み聞かせ、候補はガイドブックを参考に、
- 『かさどろぼう』
- 『おやすみ みみずく』
の組み合わせか、
- 『すてきな さんにんぐみ』
- 『ダチョウのくびは なぜながい』
を考えていましたが、『すてきな さんにんぐみ』は、ちょっと重いので、もう少し軽い本を選ぶことにします。
1冊目『トラの じゅうたんに なりたかった トラ』
それで、昨年、【読み聞かせボランティア初級講座】でお薦めされた『トラの じゅうたんに なりたかった トラ』を読んでみたら、展開も面白くて、言葉の運びもドキドキハラハラ、問いかけもあり、そして、ホッといい感じに着地する内容で、これに決まり!
絵も明るい色合いでユーモラス。表紙と背表紙で1枚の絵になっているので、読み終わりに開いて見せました。
時間は7分くらいです。
2冊目『ずいとんさん』
もう1冊は、前回の日本の昔話も面白くて『ずいとんさん』を読んでみたら、こちらもテンポが良く、知恵比べもありで面白い。ただ「コンプライアンス的には」というと、ちょっと動物愛護の点では氣になるところもありますが、昔話ということで。絵は細やかな描写なので、少人数に向いているとガイドブックにはありました。
時間は6分くらいです。

今回の2冊は、どちらも臨場感たっぷりで、本のめくり方もぱっとめくったりを工夫して読みました。
《子どもたちの反応》
今回は4年生。よく読み聞かせの世界で言われるのは「4年生から反応が変わる」ということです。
でも教室に入って、子どもたちのこちらに向けられる視線が熱いのは伝わってきます。毎回感じることですが、子どもたちは私が何冊持っているか、そしてどんな本を読むのか、とっても興味津々です。
そして今回もカーテンが閉められていて、本を読む配慮が行き届いています!
ただ、自分の思ったことを口にするときに小声でつぶやくところが4年生かな。
『ずいとんさん』は2歳の甥っ子にも面白かったみたいで、「ずいとんさん、よんで〜」、「もういっかい!もういっかい!」と迫られました。きつねとずいとんさんの知恵比べで、きつねがまんまと引っかかり、舌をべぇ〜と出すところが特にお氣に入り。