27Sep

今日は、秋というより、キンモクセイの香りに混じって、もう冬の匂いがしました。
3歳の姪っ子は、ただいま週に2日、プレ幼稚園に通っています。
幼稚園まで送ったあと、ちょうど教室に入る廊下側の窓が開いていて、駐車場の車を停めたところだったので、そこから教室に入るのを見届けようと待っていました。
その間、続々と同じプレ幼稚園の教室に通うお母様方と園児たちが徒歩だったり車や自転車で通ってきます。
ちょっと向こうから一組の親子が雨の中、レインコートに長靴履いて傘をさしてこちらに歩いて向かっていました。
ちょうど駐車場の前に来たところで「ここにカエルさんがいるよ~」とお母さんが女の子に話しかけています。
女の子もカエルを見つけた様子。
その時、女の子がこちらに向かって、
「ここにカエルさんがいるよ~!」と教えてくれました。
「どこどこー?」と近くまで行くと、幼稚園とは反対の方向を向いて、一匹の青ガエルが。
女の子「カエルさん、ちいさいねぇ。赤ちゃんのカエルさんかなぁ。」
私「ほんとうだねぇ。小さいねぇ。赤ちゃんかなぁ。」
女の子のお母さん「どうかなぁ。◯◯ちゃん、先生が待っているからそろそろ行こうか。(私に向かって)わざわざ来てくれてありがとうございます。」
女の子「カエルさんも今から幼稚園に行くのかなぁ。」
私「(幼稚園とは反対の方を向いているんだけど…)幼稚園に行くのかなぁ。」
女の子のお母さん「どうかなぁ。◯◯ちゃん、ほら、そろそろ行こうか。」
と、その時、
女の子が「カエルさんもカエルさんの幼稚園に行くのかなぁ。」
私とお母さん、思わず顔を見合せてクスリ。
私「そうだね!カエルさんも今からカエルさんの幼稚園に行くんだね。カエルさん、行ってらっしゃーい!(女の子にも)幼稚園、行ってらっしゃーい!」
女の子「カエルさん、行ってらっしゃーい」
ようやく女の子は幼稚園の方を向き、先で待っているお母さんのところへ。
女の子のお母さん「話を合わせてくれてありがとうございます。」とご丁寧に挨拶をされました。
その後、ちょうど姪っ子ちゃんが廊下を通ったので行ってらっしゃーいと窓からタッチして教室に入るのを見届けました。
3歳の女の子の想像が、とても楽しくて心が和みます。
本当に子どもたちって想像豊かで楽しくってかわいい。
その子どもたちのペースにゆっくり付き合えるのって本当に幸せだと思う。
お母さんの対応も、ちゃんと待っていて、参考になります。
姪っ子ちゃんのとこから家へ帰る途中、雨も上がっていたので助かった(お気に入りの靴だったから。レインブーツ、ピッタリのが見つかるといいなあ)。