7Jun

今どき、瞬間瞬間を写真や動画に残すことが手軽にできるから、子どもたちの成長記録も後で成長して「私はどんな子どもだったのだろう」と、私たちの頃よりはずいぶん容易に振り返ることができるだろう。
乳幼児期は人の人格形成にとって、とっても大事な時期だとよく言われるけれど、自己を知る上でも、周りの人たちがどのように自分に接してくれていたのかも、成長記録が残っているのは、きっとこの先、何らかの役に立てると思うし、助けてくれることになるかもしれないと思う。
それでも、写真に残せなかった瞬間、動画に残せなかった瞬間で、どんなことを言っていたか、どんな仕草をしていたか、姪ちゃんのことで覚えていることを、書き留めていようと思う。
先のゴールデンウィークに会ったときのこと、小型のバスで移動する機会があった。
バスで移動する時、一番前の一人がけの高い座席か、乗ってすぐの身障者マークがついている一人がけの椅子に座りたがるのを静止して、
「『高いところは、お子さまは危ないから止めてください』って書いてあるから、小学生になってからね。」
とか、
「そこは、もっと小さい赤ちゃんを抱っこした人とか足の不自由な人たちが座るから、後ろの席のママのお膝の上ね」
など、説明していた姪ママ。
それが、この前乗った小型バス、ほとんどの席が一人がけで、その一人がけの椅子しか空いていなかった。
こういう時は安全のため、座席に座った方がいいと判断し、
「ここに座って」と、高い位置ではない一人がけの椅子に据わらせ、姪ママがその横に立った。
その時の姪の返しが、
「いいの?ちょっとだけ今小学生になったの?」
だった(笑)。
それから、他に乗客はなく、結局降りるまでそこに座っていたけど、その、ちょっとだけ小学生になったの?と言う時の、得意気というか、目がキラキラしている感じが後ろの離れた席に座った私にも聞こえてきて可笑しかった。
それから、いつも、
「ガラスの靴を履く!」
と言って、私や姪ママのヒール靴を履いてお出掛けしようとするので、時間通りに出るのにも一苦労。
ゴールデンウィークの1日、一緒にショッピングモールを歩いていたとき、ちょうど目の高さにディスプレイしてあるサンダルを見つけ、他にもぴったりのがあるかもよーと姪ママが言うも、どんどん先に進み、そのお店に入り、靴のところまで行って試着しようとしている姪。
踵が無くて、サンダルタイプで、足にピッタピタな感じ。
「ちょうど良いサイズを他のお店も見てみようよ」
と姪ママがアドバイスするけど、諦められない様子。
一緒にいた、姪伯父が、幼稚園の入園祝いに買ってあげようか?と提案したけれど、なかなかのお値段でもあり、もう少し他のお店も見てみようと説得して、何とかお店を出た。
その先の雑貨屋さんでは、クロックスのようなものがあったので、また、姪ちゃん駆け込んで手に取るも、姪のサイズが無くてがっかりしていたけれど、さらに、その先にABCマートがあった!
ホーキンスのフラットシューズで、前ベルトもついていて、しっかり固定できるし、サイズも良いものが見つかりました!
値段も2000円と先ほどより断然お得!
パープルを手にとって試着して、これにしようか?と話していたけど、姪ったら、もう一度シルバーも並べられているところに行って手に取り、どちらがいいか、どちらにするか、迷っている。
もうその姿がすっかり女子で笑ったー。
これ、その姿、写真に取ったり動画で撮れてないので、しっかり、記録しておこうと思った。