11Jun

保育士実技試験の言語表現の課題の一つである
「おむすびころりん」。
どんなお話しだったか、復習。
先週、おかげさまで、筆記試験の合格通知&実技試験の受験票が届きました。
こちらは図書館から借りたDVD。
登場人物に隣の意地悪おじいさんが登場し、モグラになるお話しバージョンもある。
このDVDは、意地悪おじいさんは出てこなくて、なんと、おむすびだけではなく、おむすびの容器「重箱」まで穴に入れてしまう。
山へしば刈りに行ったおじいさん。
お昼におむすびを食べようとして、手が滑っておにぎりがコロコロと穴の中に落ちてしまう。その時、
「おむすびころりんすっとんとん」
とかわいらしい歌声が聞こえてきて、おじいさんは楽しくなって、持ってきたおむすびを全部穴へ落とす。
「おむすびころりんすっとんとん」
のフレーズって、やっぱり、ガッツリ心を捕まれるんですね。
もう、大好きなフレーズになって、口ずさんでいます。
こちらのDVDの主題歌。
「でてこい♪でてこい、でてこい♪おはなしでてこい♪」
も、一回聞いただけで、グフフー!と大ウケでニッコニコで歌うようになりました。
母が姪が生まれてからプレゼントしていたたくさんのおはなしが載っている本にも「おむすびころりん」のおはなしがありました。
昨日、姪のお家にお泊まりしたとき、さっそく、寝る前に「読んで~」と私の布団に入ってきた。
「ママ、ネネのお布団に入って読んでもらうけど、終わったらママのお布団で寝るからね」
とか話していて、面白い。
「おむすびころりんすっとんとん」
とかわいらしい声で歌っていたのはネズミたち。
最後に、自分も穴に落ちたおじいさん。
そこで、ネズミたちは、美味しいおむすびをありがとう!とおじいさんをもてなし、お土産にお宝まで渡します。
この本のお話しは、隣の意地悪なおじいさんがその時お土産を見て、自分ももらいたい!と真似をしておむすびを穴に落とすのですが、いっぺんに落とすので、ネズミさんは怪我をしてしまったり、ネズミさんはネコが嫌いと知って、早くお宝が欲しくて、ネコの鳴き声を真似て、ネズミさんを怖がらせる作戦を取り、穴の中の明かりが消えて、真っ暗になり、おじいさんはモグラになってしまった
という結末。
この内容って深いなーと思ったのは、
ネズミさんの喜ぶことをしたおじいさんは、思いがけず感謝され、お宝までいただいて、
同じように、おむすびを穴に入れたのに、
配慮が足らず怪我をさせてしまったり、相手の嫌いなもので、自分が早く徳を得ようとしたその気持ちは、結局、暗い結末になってしまうんだなということをハッキリと描かれている。
こんなに昔から、そして、こどもに聞かせるお話しだと思っていたが、これ、人間関係についても言えるなと思いました。
教訓が込められているんだな。
人間関係も、やはり、目の前の人が喜ぶことをした方がいい。
間違ってでも、「荒治療」なんて思ったりして、相手の嫌なことを言ったり、したり、しない方がいい。
ヨガの教え「8支則」のうちの最初の項目。
人の嫌がることをしない、
も、ここにあるなぁ、
と、感じた次第です。
さて、今朝、目を覚ました姪の朝一番の一言目。
「昨日本を読んでもらう前に寝ちゃったー」
「おむすびころりんすっとんとん」
「じゅうばこころりんすっとんとん」
とご機嫌でした。