6Jul
幼稚園年中さんの4歳の姪。ここのところ、ある曜日になったら「今日はお休みしたい。ママ、お休みの連絡をして。」と言うように。
どうやら、よくよく話を聞いてみると、体操のある曜日がお休みしたいと思っている様子。「マット運動の後ろ回り(後転)」ができないで、それが苦になっているみたい。
先週は泣きながら、バスのお迎えが来る頃になっても、1度体操着を脱いだり(ママが無理やりまた着せた)、2階に上がってみたり、大泣きしていたけど、ママに抱っこされて、お迎えのバスのところまで。なかなかママから降りようとしない姪の横で、幼稚園の先生は明るく「どうしたの~?」と姪に声をかけつつ、姪ママの方には「先に荷物乗せますね~」と荷物を園バスに運び(先生の動じない動きに天晴れ!)、大人に運ばれてしまう体の大きさの姪は、抵抗するも簡単に運ばれて行ったのでした…。
姪ママはお迎えに来た先生に一言「体操の後ろ回りができずに、行きたくないみたいです」と伝えて、お迎えに来た先生もバスに乗る前に、姪に「先生も体操のときは手伝うから大丈夫だよ」と言い聞かせ「体操の先生にもお伝えします」とのことでした。
その後、先生の報告では、
「体操の時間になって、目でものすごく訴えてきたので、『行くよ』と言って補助に入りました」とのこと。
できないことは一所懸命練習しようとする4歳
帰ってからも布団の上で、何度と練習するのですが、途中で体勢が崩れてぐにゃっとなったり、回転が途中で止まる感じ。
手の使い方がうまくできれば、うまく回れそうなんだけどな。
子どもの頃に習った「手を耳の横につけて」と姪ママが教えるけど、なかなかうまく伝わらない。体操の先生からも同じように教えてもらったらしい。
そして、1週間が過ぎ、日曜日の夜、やはり、明日は幼稚園お休みしたいと言う。
なので、日曜日の夜、布団の上で練習ー。
パパはビールを飲んでいたので、姪に、やって見せてと言われるもお断りするしかなかった。
先生から言われたことを忠実に守ろうとする4歳
手の位置は、体操の先生に教えてもらったのは、両手を頭の後ろで組んで、勢いで回れるよう、「早く回る」と教えてもらったみたい。両手を頭の後ろに組んで出来なかったら、耳の横につけて回る、と教えてもらったみたい。
姪ママがYouTubeで後ろ回りの動画を見せて、こんな感じにするといいよ、と言い聞かせても、「先生はそんなこと言ってなかった。こんな風にするといいって言ってた」と頑なに先生から教えてもらった通りにしようとする。
もしかして、先生の言うとおりにしようと、ちゃんとお話を聞けてるから出来ないんじゃない?と思ってしまったけど、そして、つい口走ってしまったけど、
姪「先生のお話をちゃんと聞けてるお友だちはちゃんと出来てる。」
と言ったので、姪は自分は先生のお話しもちゃんと聞けてないからできない、と思っている?
結局、出来ないまま月曜日。
先週のように泣きじゃくることは無かったけど、ずーっと、「お休みの連絡をして」とママに訴えていた。
姪ママの今日の作戦は「長靴履けるよ!水溜まりを探しにお外に出てみよう!」
それには少し乗って長靴を履いてはみたものの、ドアはしばらくは開けなかった。
それから「水溜まりを見に行くだけで、またすぐお家に入るから~」と応酬していた。
家に入ろうとするも姪ママがドアの前で遮って、氣を反らして、バスが来ても手を引っ張って行かないようにしていたらしいけど、今日のお迎えの先生が大好きな先生だったので、無事にバスに乗ってったそう。
「後転なんて出来なくても、他のことできるし、氣にしないでいいよ!」
と言ってあげたいけど。
こんなに一所懸命、出来るようになろうと思っているので、今は応援してあげたいと姪ママ。同じく!この練習してみる氣持ちは大切にしてあげたいし、萎ませたくない。
もし、これで、本当に出来ないままで、ものすごく落ち込んだり、行きたくないが続いたら、そのときは「後転が出来なくても大丈夫!」と言ってあげるつもり、だそうです。
姪パパは、「後転はもうじき終わって、もうすぐ組体操になるって言っていたよ。氣にしなくていいよ。」と先生から聞いてきたみたいだけど、一所懸命後転の練習をしている姪の耳には届いていなかった。
そして、幼稚園から帰ってきたときは元氣いっぱいだった。
姪ママが聞いてみると今日の体操は後転はなくって、前転だけだったそう。子どもにとっても、氣持ちが重くなったり、軽くなったりするんだなと感じた。
幼稚園行きたくないと言ったときの対処法《2021年・追記》
その後も、ちょこちょこ体操の日は「今日お休みしたい」と訴えます。
そういう時の姪ママの対応は、「今日は給食何かな?」とか、「〇〇ちゃんにお手紙渡すんじゃなかったの?」など気を逸らせることを言ってみて様子を見ます。ほぼほぼ、その振りに乗ってきて気が紛れ、幼稚園はお休みせずに行っています。
たまたまその場面に遭遇したとき、私も「今日の給食何かな?」と言ってみました。心の中(『にんじん煮』かぁ、どうだ?そうだ!姪が好きなNetflixの『チコボンボン』で「人参キャセロール」が出てきたのを思い出しました。)
「『人参煮』って書いてあるけど『チコボンボンに出てきた人参キャセロール』のことじゃない?」
するとその話に乗ってくれ、その日も幼稚園に行きました。
ただ、幼稚園から帰ってきて「ぜんぜん にんじんキャセロールじゃなかったよ!」と突っ込まれてしまいました。
あとは、毎日「フルーツ」が出るみたいで、「今日は何のフルーツかな?昨日は何だった?」と言うと、
「昨日はリンゴだったから、今日はミカンかも。たまにゼリーのときがあるよ!」と教えてくれました。