今を愛しく丁寧に暮らしていく

幼稚園最後の月、生まれたばかりの甥の面倒は私が見ることにして、姪と姪ママで公園へ。ミルクの時間が空いている間にね。

私と一緒のときは主に型抜きでケーキ屋さんや山を作ったりすることが多い。

姪ママと一緒のときは、カプセルを埋めて「宝探し」をしているそう。

ミルクの時間に戻ってきて、今度は交代して私と砂場遊びのつづき。

宝探しの続きをすることになった。まずは姪が埋めて私が探す。

姪「掘る間は見ないでね」

少し離れたところで背を向けて待つ。

しびれを切らして「もういいかい？」と聞くと姪「まぁだだよ」。ずいぶん長い間待って、「さぁ、もういいよ。めちゃくちゃ深いところにあるよ」と言う。

「この辺かなぁ？」と色んなところを掘っている私を見て、抑えきらず「このへんだよ」と姪が教えてくれて、一緒に掘っていった。

「え〜？こんなに掘ってるのに見つからないよぉ？ここじゃないんじゃない？」と弱音を吐きたくなるくらい掘った。掘るのも姿勢とかかなりしんどい。

「まだまだ。もっと深く掘ったもん」と姪。

もう、砂場の底が見えるくらいまで掘ってるよ！

「ほんとだ！底が見えてる！」と姪と二人で大笑いしなが少し横の方を掘ってみたら出てきました。でも、これはトリックなのだそう。「見つけた！」と思って掘るのを止めるだろうけど、もう一つ埋めたんだって。そして、ちょっと離れたところに埋まっているのを掘り当てました！

NHK Eテレ『SWITCHインタビュー達人達（たち）』映画監督 河瀨直美さん✖️俳優 小雪さんの回で、川瀬さんがどんな子どもだったかを自身で振り返って「ひたすら穴を掘ったりしていました」と語っていた場面が思い出された。