16Sep
今日は保育園でのお話し。私は都内の昔ながらの社会福祉法人が運営する認可の大型保育園で1歳児クラスに入っています。
私が勤務している園では、オムツ替えは、緊急の場合を除いては、生活の流れの中で決められたタイミングで皆順番に替えていきます。例えば、4時半くらいからお迎えで帰っていくので、その前に、遊んでいる中一人ひとり名前を呼んで、オムツを交換したらテーブルについて水分補給をしてまた遊びに戻る、といった流れが理想です。
名前を呼んで「ハーイ!」とすぐ来る子もいれば、今やっていることを途中で止めたくなくてぐずる子も。
そして、ズボンを脱ぐのも嫌がります。
作戦その1
「じょうず じょうず〜」と自分で褒めるタイプの子どもなので、「じょうず、じょうず〜」と言ってみる。
これで行けるときもありますが、この日はそれでも乗ってくれず。
う〜ん、どうするか?
叱ったり、無理やり力ずくで脱がせたりせず、子ども自ら納得して脱いでくれるには?
作戦その2
今日はフルーツの模様の下着でした。そこで、指差しして、「あっ、ぶどう!」「あっ、りんご!」「これは、いちご、だね」。ちょっとだけ反応してくれた!「じゃあねぇ、レモンはどれかな?」「これだね」「〇〇ちゃんの好きな果物はなあに?」と乗ってきてくれるまで待つ。ちょっとだけ機嫌が良くなってきた。
そして、「オムツ、替えて気持ちよくしようか?」「うん」やった!ほっ。
こちらの子どもちゃんは、この頃は中断されるとぐずって嫌がるので、そして降園時間が最後の方なので、様子を見ながら他の比較的切り替えが容易にできるお友だちを先に呼んだりしています。
おうちで応用できること
子どものタイミングを尊重して、切り替えをうまくできるタイミングを見計らったり、誘導していくことを頭に入れて大人側が対処できるといいですね。
例えばお出掛けの予定があってその前にオムツを替えたい、としたら、子どもが興味を持ってしまって、誘導が難しくなってしまうようなものを子どもの目に入るところに、事前に何も置かないでおくとか。
うっかり、目に入ってしまって、それで遊び出すと「次」って無理やり中断させたりすることになってしまうので、なるべくそれは避けるようにしたいものです。