14Sep
2学期も始まって2週目の日、朝の活動の時間に、3年生への絵本の読み聞かせに入りました。
【3年生に向けて選んだ本】
今回は『読み聞かせガイドブック』に載っている3年生向けの本から、自分で読んでみて、これがいいなと思える本にしました。
『読み聞かせガイドブック 朝の15分のために』で紹介されている本でも、大きさが小さいかな?と思ったり、内容が悲しかったり、悪いことする人はやっつけられちゃったりと、ちょっとこれは今の社会の流れとしてどうかな?と思うのは避けて選びました。
【創作絵本+知識絵本】
『はちうえは ぼくにまかせて』
6〜7分。
主人公がちょうど小学校低学年くらいの設定でしょうか。「はちうえ」と「うえきばち」、両方の表現が出てきて、練習のときはうっかり読み間違えてしまったり。その部分を氣をつけました。
主人公のお父さんが不機嫌だったりするところは氣になりましたが。さいごは「めでたしめでたし」です。
『あげは』
3〜4分。
知識絵本です。小さめの本ですが、あげはの一生がいきいきと鮮やかに丁寧に書かれています。『読み聞かせガイドブック』では、「説明の小さい字のところは読まずにあとで説明してあげるとよいでしょう」とありましたが、15分のなかに収まりそうだったので、読みました。
【今回の読み聞かせの流れと3年生の様子】
読み聞かせ開始5分前には教室前に待機のはずですが、この日、朝、姪ママに用事があり、甥っ子を見ていて、姪ママが戻ってきて学校へ向かい、階段を上がり3年生の教室前に着いたと同時に息を整え汗を拭く間もなく「どうぞ、お願いします」と教室へ。息が上がったまま「読み聞かせボランティアの〇〇です」と自己紹介し、一冊目を読み始めるという事態に。しかも、念のためマスクしかも不織布!を着用していたので苦しかったです〜。
その開始5分前というのは私としては、教室前に到着する時刻ではなく、汗も拭いてちょっと喉を潤して、息が整ってからの余裕で過ごしたい5分間なんですが〜!時間の読みが甘いんではないか〜い!?と姪ママに訴えた。まぁ、言い方を変えれば「無駄がない」とも言えるんですがね。あとで、私も、自分は自分で動く、を選択すればよかったと姪ママに責めたことを謝りましたが。
2冊目に入ってからようやく息が落ち着いてきました。子どもを見る余裕も出てきました。後ろに座っている子どもがちょっと集中が途切れて、下を向いている子どもがいることに氣づきました。それでも黙って座ってくれていて、偉いなぁ、ありがたいなーと思いながら読み進めました。ガイドブックに、省いていいと書かれていた小さな説明と実際の幼虫を指さして、「これが実際の大きさですが、見えますか?」と聞いたら、そのとき下を向いていた子どもも、みんな「どれ〜?うわぁ、小さい」と乗ってきてくれました。
途中、先生が教室を出ていかれる。
隣のクラスから拍手が聞こえてくる。あ、読み終えたんだ、と知る。私ももう少し短めでもいいかなと思いながら、最後まで読む。
読み終えて、みんな揃っての「ありがとうございました」の挨拶もいただきましたが、さて、先生がまだ戻って来ません。
このまま帰っていいものか?とちょっと迷って、そうだ!机と椅子を元の位置に戻すのよねと思い出し、「それでは、机と椅子を元の位置に戻して1時間目の準備をしましょう」と教室設営を促してたところ先生が戻ってきて、「みんな、『ありがとうございました』って言ったー?」と聞いていたので、「言っていただきましたよ〜」と私も返して帰りました。
帰りは、ほかのボランティアの方と一緒になりました。
マスク、苦しかったね。先生も子どもたちもしてなかったね。次回からもうしなくてもいいかな?と思ったのは私だけではなかった。
それから、選書について聞いてみたら、朝の時間なので氣持ちが暗くなったり深く考えることを促したりはないような、明るく過ごせるような内容がいいと、その方も読み聞かせ講習を受けてそのときにそう教えてもらったとのことでした。