【記録】〈2023夏佐賀帰省日記〉佐賀玉屋レストラン街閉店へ「ありがとう佐賀玉屋レストラン」

佐賀帰省中にネットニュースで佐賀玉屋南館7階のレストラン街の営業が
８月２７日（日）で終了すると知り、一緒に帰省していた妹親子と足を運び、名残を惜しみました。

玉屋へは買い物も今年七回忌を迎える母とよく行っていました。母の遺品、断捨離の言葉も知っていますし、すんなり処分できると思っていたら、意外に質が良いのが多くて布フェチな私は処分できないでいるのですが、玉屋で買っていたものなんですよね。妹も私も母との思い出は玉屋無しでは語れないのです。もちろん南館7階のレストラン街もお買い物のときによく利用していた。母が必ずといっていいほど「おかめそばとちらし寿司のセット」を「そばをうどんに変更」で頼んでいた。

似たメニューがあったので、母を偲んで、はじめからうどんのこのメニューにした。これで千円しなかった。お財布に優しい。

姪はお子さまランチ。

姪ママはハンバーグセット。甥っ子は寝落ち。

誕生日やクリスマス、玉屋のローズの包みにオーガンジーのリボン、緑や赤だった、が掛けられているのがプレゼントは目に入ったときから「バラ色の幸せ」って言葉がぴったりなくらい心にうれしさが広がって、ハッピーのシンボルだった。よく考えるとサンタクロースからのプレゼントも親（主に母親）からのプレゼントも玉屋の包みで今は正体分かりやっすっ！と突っ込みたくなるし、大人になって初めて東京に行ったときに電車の中で「玉屋？」と思った手提げ袋が高島屋のもので、ロゴの書体も色も似てて最初もTから始まって、衝撃を受けたことも。よく見るとローズの色味がちょっと違うんですよね。こっちで玉屋の包みでお土産を渡すと大体受け取った方の表情が一瞬間があって「んっ？」ってなるのが面白くて。「なんちゃって高島屋です。佐賀の唯一のデパート、玉屋です〜」と話題にもなります。

最終の営業に間に合ってよかった。

知らないうちに閉店してたなんて悲しいもの。

玉屋レストラン、子どもの頃からあったかい思い出ありがとう。

【玉屋でお買い物】

もちろんお買い物もしました。

まずは、南館１階でにに（おじ）にプレゼントするハンカチを選んだ。姪は一人でレジに行きたいという。他のお客さんがいなかったので遠くから見守る。贈り物ということを伝えてローズ柄の紙袋に赤、青、緑のリボンシールから青を選んでいた。店員さんも丁寧に応対してくださっていた。

姪ママはお化粧品。姪が生まれた年に買って以来です。カウンセリングの間、甥は私が見て、姪はママの横でメイクの様子を見ていて、ママが終わったあと私を呼んで「自分もやってほしい」と言う。姪ママはお化粧売り場のお姉さんはお仕事なんだからもう帰るよと伝えたけれどあっち行ってシッシッとママを追いやる。化粧品売り場のお姉さんにもあっち行ってて〜とする。他のお客さんがいなかったので、「じゃテスターをつけてみる？他のお客さんが来たら止めるよ」と聞いて、バッグから携帯用の鏡を出していたら、隣のジュエリー売り場のご年配の男性の店員さんが「ここの鏡使っていいよ」と姪に声をかけてくれた。離れたところから見ていた化粧品売り場のお姉さんが近づいてきてチークを試してみる？とクルクルとブラシで姪の頬にママが買ったチークと同じものをのせてくれた。

まだまだママと同じことをしたいんだなぁ。

化粧品売り場のお姉さんにも、ジュエリー売り場のご年配の男性の店員さんにもあらためてお礼を言って頭を下げて帰路に着いた。