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乳幼児の運動遊びについて大切なこと

子育てサロンの一環で「乳幼児の運動」についての講座があったので、日頃の保育に役に立つかもと思い、参加してきました。

そこで教わった大人の役割について。

  • 歳を重ねても「運動って楽しい」と思えるよう、まずは乳幼児の頃から「運動って楽しい」と思えるように支援する。
  • 競争させるのではなく、「一人ではできないものも、みんなと力を合わせたらできるようになる」経験を積めるように支援する。
  • 皆同じやり方ではなく、一人ひとりの子どもが、「これだったらできる」と、その子その子の小さな成功体験ができる場を作るのが大人の役目。
  • 説明の方法も、一人ひとりに合った方法で、言葉・書いて説明する、大人がやってみせながら説明する、みんなでやりながら説明する、など。
  • ルールも、やりながら変えていっていい。
  • 大人が「ほら、楽しいよ!」とやりながら、楽しいよということを伝えていく。
  • 「あのお友だち、楽しそうにしているよ!やってみない?」と声をかけてみる。
  • 子どもは大きな声を出すのが好き。そこで、始める前に、大人が大きな掛け声をかけて、子どもに大きな声で答えてもらうのもいい。

などなど。

とにかく、子どもが「運動は苦手」と感じないように、「体を動かすって楽しいな」と思える環境を大人が作ることが大切、だと教わりました。

【乳幼児期は、何か一つの動きに特化してやれるようにするのではなく、体全体を動かして、運動能力を発達させていくのがよい】

とも教わりました。

【全体で意見が出にくいときは、グループに分けて、そこで一人ひとりに聞いていくと意見が出やすい】

【やり方も、これまでのように教師がクラス全体に説明して、クラス全体で同じやり方でやるのではなく、それぞれに合ったできるやり方で】

この辺り、あまり時代のせいにはしたくはないのですが、昭和世代にとっては目からウロコです。

私が子どもの頃は、みんなと同じやり方でなくては「ズル!」と言われて責められていました。大人側もそれが「ズルではない」と認識を改めることが大切ですね。

学習習得方法も、今は、「みんなと同じやり方ではなく、それぞれに合った方法で、やりやすい方法で」に変わりましたよね。

その分大人の労力がかかるのでしょうか?いえ、子どもになるべく無理をさせない、そのほうが子どもも困らずに、教える側も労力がかからないのではないかと思わずにはいられません。

【子どもの成長に欠かせない三間(さんま)「時間」、「空間」、「仲間」にもう一つ「大人の手間」が加わりました】

子どもの体力が低下しているそうです。子どもは遊びながら体力や運動能力を始め様々な生きる力を育んでいくと言われていますが、現代は子どもの遊ぶ「3つの間」が不足していると言われています。

3つの間とは「時間」、「空間」、「仲間」。そこにもう一つ「大人の手間」も不足していると言われているそうです。

確かに、と思います。

保育園でも、施設基準法で認可保育園ですら、子どもに対しての大人の数が十分だとは言えません。

子どもたちの4つの間が満たされることが「豊かな社会」と言えるのではないのかなと思います。

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