6Mar
2月の祝日、福岡・太宰府天満宮へ飛びました。
《腹ごしらえは久留米ラーメン》
その前に〜、純粋なとんこつラーメンを食べたく、久留米の丸星ラーメンで腹ごしらえです。
九州エリアのローソンでカップ麺もコラボで販売されているんですね。
カタ麺やバリカタ麺の注文のお客さんが多い中、「普通」を頼んでしまった。カタ麺やバリカタ麺だとわりとすぐに運ばれてきます。
お店のお姉さま方がテキパキと声かけ合いながら動いていらっしゃる姿も元氣をもらえます。
付け合せの「じゃがいもの煮っころがし」もセルフでうれしいサービスです。
紅しょうがと黒々とツヤのある海苔の組み合わせも、これこれ!
スープ、後で喉渇くだろうなぁ、トイレ近くなるかなぁとの不安もよぎりますが、飲み干してしまった。
《太宰府天満宮へ》
丸星ラーメンから3号線を北上。3号線から太宰府天満宮に至る県道35号線に入る右折帯はすでに渋滞していました。
臨時駐車場となっている太宰府市役所の駐車場に停めて、徒歩20分ほどの道のりを天満宮目指して歩きました。
馬場参道を上って右手に案内所、左側には御本殿がある場所の御神牛には記念撮影の列が延びていました。
【麒麟像と鷽像】
今回の目的はこの麒麟像を拝むことでもありました。過去現在未来を表しているというお太鼓橋を渡って、お手水舎の手前右側にその像はご鎮座なさっていました。
デフォルメされた鷽像が可愛らしいです。
天神さまと「25」
菅原道真公(天神さま)と25という数字はとても縁が深いとされています。それは、お生まれになった6月25日、そして太宰府に左遷されたのは1月25日、薨去(こうきょ)なされたのが2月25日ということから。
そのため、太宰府天満宮では25年毎に式年大祭が執り行われています。令和9年(2027)には道真公薨去(こうきょ)1,125年式年大祭という大きな節目を迎えます。それに合わせて124年ぶりに重要文化財「御本殿」の大改修が行われており、現在は仮殿となっています。仮殿のデザイン・設計は藤本壮介建築設計事務所です。「道真公を慕う梅の木が一夜のうちに大宰府まで飛んできた飛梅伝説から着想を得て、鎮守の杜の豊かな自然が御本殿前に飛翔し、仮殿としての佇まいをつくり上げることがコンセプト」として仮殿のデザイン・設計は藤本壮介建築設計事務所さん。
御祭神 菅原道真公(天神さま)に御縁の深い25という数に因み、25年毎に式年大祭を執り行い、御神威の甦りと天神信仰のさらなる発揚を繰り返してきました。
このことから、25日が天神様にゆかりの深い日とされています。
【飛梅】
東風(こち)吹かば匂ひおこせよ梅の花 あるじなしとて春なわすれそ
の歌とともにあの飛梅伝説の梅の木がこちら。
ちょうど飛梅の開花したところにお参りできてよかったです。
【摂社・末社】
あわせて37の道真公や天満宮に縁のある社が祀られています。
菅原家の祖神「野見宿禰社」もありますが、お菓子の神様田道間守命(たじまもりのみこと)を祀った中島社とはどういう関係で?と不思議に思います。
さて、境内には「菅公歴史館」「境内美術館」「宝物殿」もあります。次回はこちらもゆっくりをみて回りたい。