10Feb
姪ママから連絡。
いつもは、朝起きてから(というか前日の寝る前くらいから?)ママとバトルしながら始まる幼稚園年中の姪。
昨日は、
7時前に起きて
お顔を洗い、お口もゆすいで
7時に席について
「いただきます」をちゃんと言って ご飯を食べて
「遊びたいなー」と言うので 「(幼稚園に)行く準備が終わったらいいよー」と言ったら
7時半に食べ終わり
歯磨き、着替えを終わらせて 幼稚園に行く準備を全部終わらせて
7:40から
おともだちに お手紙書いています
姪ママより
と、穏やかな朝だったらしいです。
モンテッソーリ教育では、本来の子ども自身の姿は5歳くらいになると穏やかで落ち着いていて、素直で思いやりがあって、仕草も丁寧になってくるそうです。それを『正常化』と読んでいるそうですが、姪の今日の姿はそんな感じ?
【正常化した姿とは】
5歳ごろになると「正常化」した子どもたちは、礼儀正しく謙虚なふるまいをするようになります。状況に応じて 確確に判断し、自分の中にある力を使って対応できるのです。このように人格そのものを育てていくのがモンテッソーリ教育なのです。
『モンテッソーリ で解決!子育ての悩みに今すぐ役立つQ&A 68』田中昌子・著/講談社
子どもは非常に荒れた状態でも、モンテッソーリ教育の「お仕事」である手や五感を使う作業をすることによって集中し「正常化」します。それにより子どもは落ち着いておだやかで生き生きとし、自分の心に「内なる教師」を育て、規律に喜んで従うようになります。心に平和を持った子どもになるのです。
モンテッソーリの考える規律というのは、真の自由を保証されることで「正常化」した子どもの内面から生まれる規律です。
「正常化」については(略)自然のプログラムに従って、随意筋肉運動を心ゆくまで行い、達成感を持って次の段階へ行くということを思う存分できれば、子どもの心は満足します。
『モンテッソーリ で解決!子育ての悩みに今すぐ役立つQ&A 68』田中昌子・著/講談社
モンテッソーリ は子どもたちを観察することで、子どもたちの本来の生き生きした姿を発見していきました。
どうか、モンテッソーリ の言う「大人と子どもの戦い」をしなくても良い社会のシステムに変わっていきますように。
ヒトのしあわせを思うとき、本当に必要なことは、待機児童をただ減らすため、保育所という箱をどんどん作るだけでは解決しない氣がしてなりません。保育士不足とも言われていますし。今の現状に対処するにはそれも方法の一つだとは思いますが、本当にそこで解決するのか、対処法だけではなく 本当に子どもたちが尊重される社会になってこそ、『しあわせ』という日が来るのではないかと思えるのです。
田中昌子さんの『モンテッソーリ で解決!子育ての悩みに今すぐ役立つQ&A 68』(講談社)ではこう続きます。
それが、モンテッソーリ教育の目的である「人格の形成」です。
目の前の子どもばかりでなく、世界規模で、すべての子どもに「正常化」が怒れば、世界の状態もまた「正常化」した状態、つまり本来あるべき姿に立ち戻ります。それこそが平和な状態であるというのがモンテッソーリの考えです。
(中略)
モンテッソーリは、教育によって「平和を生きる人」を育てようとしました。
『モンテッソーリ で解決!子育ての悩みに今すぐ役立つQ&A 68』田中昌子・著/講談社
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モンテッソーリで解決! 子育ての悩みに今すぐ役立つQ&A 68