9Nov

姪ママにお使いを頼まれて、5歳幼稚園年中さんの姪と買い物へ行きました。
姪ママが書いてくれた【おかいものリスト】を姪ママと姪、一緒に読んで確認。姪は読みながら、自分でもリストを作りました。

【姪ママの書いた「おかいものリスト」】
- ママのおさらあらいようのてぶくろ(かわいいの)
- とうふ
- ごぼうサラダ
- ふらん(おとなぶん)
- えーすこっくのすーぷはるさめ(100円ぐらいなら)5つ
- (姪の)おやつ(5つか200円いない)
【姪の書いた「おかいものリスト」】
- (本人の)おやつ
- ネネのおやつ
- スープはるさめ
- とうふ
- ごぼうさらだ
- ままのおやつ ふらん
- びにーるてぶくろ
おかいものリ
ストくりあ
ネネとおてて
つなぐこと
「おかいものリストクリア」は、ママから「これでリスト、クリアだよ」と言われたので書いている。「ネネとおててつなぐこと」も、ママから「ネネとおててしっかりつないで行けたら、おやつ買っていいよ」と言われたことをしっかり書いている。
姪ママの【リスト】では、「姪の分のおやつ」が一番下になっていますが、読みあわせをするときに、「姪ママの氣持ち」が働いて、「一番最初におやつを買っていいよ」ということになり、姪が書いたリストでは順番が入れ替わっています。
そして、2番目に「ネネ(私のこと)のおやつ」が加わっています(笑)。
【お店までの道のり(徒歩)】
さてさて、歩いていけるお店へ向けて出発!
ママの言いつけ通り、しっかり手を繋いで歩きました。
姪は、最近、幼稚園で習った?歌「かめの遠足」を歌いながら。
これ、ママも私も、それ本当に幼稚園で習ったの?その歌詞であってるの?と、切なすぎる歌詞の部分がある。
かめの大好きなチョコレートはベタベタとけてもう食べられない
かめの遠足 (作詞 新沢としひこ/作曲 中山ひろたか)
とか、
みんなとバスはもういなかった
かめの遠足 (作詞 新沢としひこ/作曲 中山ひろたか)
とか、その部分が、悲しすぎる…。
でも、その後の歌詞は、年を重ねて分かる「醍醐味」というか、それもいいかなと思えるところ
のんびり行こう のんびり行こう
急いで行くとすぐ終わるだろう
(中略)
ゆっくり行けばまだまだ続く
かめの遠足 (作詞 新沢としひこ/作曲 中山ひろたか)
普段からスローペースな姪は、幼稚園の先生から、「小学校でトイレ行って戻ってきたら、授業もう始まってましたみたいにならないか、みたいな…」(そんなに深刻ではなく軽めにですが)とも言われてたりして、その姪がこの歌詞を歌っているのが、なんか、可笑しくて。(幼稚園で迷惑かけてたら申し訳ないが、なんか、切ないような、くすぐったい笑い)。
そんなこんなで、アハハと笑いながら歩きました。
しばらく歩いていると、急に繋いだ手を離そうとする。
車道と歩道の間の縁石に乗りたかったようだ。
「もし、車が来ていて、そっちに落っこちたら危ないの!ここは、絶対、乗っちゃ駄目なの!そして、ちゃんと車が来ていないか、よーく見て!」
なんとか通り過ごし、交差点で信号待ちをしていると、ブルーの車が停まりました。
「あっ!ピカリ(バーバピカリ)だ!」と、手を降ってる…。
そんなこんなで、ようやくお店に到着。
【店内で買い物】
入り口の手指消毒は、姪は何も言わなくても自らシュッシュしていました。
お買い物リストには、姪用のおやつを1番に書いていたのですが、私は、姪のリストをよく見てなくて、「まずはママの手袋だね!」と言うと、姪は聞き入れて、お菓子の陳列トラップにハマることなく、通り越して、先に姪ママの手袋を見つけに行きました。
私「あった、あった!しまった、サイズを聞いてないね。Lサイズでいいかな。」
姪「ママは『かわいいの』って言ってたから、この色がいいなぁ。あっ、でも、サイズが違う」と、LとMの識別ができていました。
姪が好きな紫色を選びました。
【お店でのトラップは…】
「次のリストは、『とうふ』だね。」と移動の途中、ちょうど姪の目の高さに、手のひらサイズの小さな画面があり、そこで『オキシクリーン』のコマーシャルの映像が流れていました。珍しかったのか、姪の視線は釘付けに。
誘導しようとしますが、微動だにもしません。何度か声を掛けて、目の届くところでちょっと離れて呼んでも、どうしても、画面の前から離れられない様子。
「これはエンドレスで流れてるからどうしようかなぁ…」と思いつつ、通路を通る人の邪魔にはなっていなかったので、しばらく待って、頃合いを見て「あんまり時間が遅くなっちゃうと、夕飯の時間になって、おやつ食べる時間がなくなっちゃうんじゃないー?」の声掛けにようやく動きました。
【5歳幼稚園年中さんの金銭感覚】
豆腐の棚に行く間に、ジュース類の棚が。後ろからついてきていた姪。ファンタグレープのペットボトルを手に取って、「これにする!」と言う。
つい、お菓子じゃなくていいの?と言ってしまった。後で反省。こう言うときは、値段を見て一緒に確認して、かごに入れてあげればよかった。
そしたら、素直に姪は元の場所に戻し、豆腐売り場の前にいる私のところへ向かって来た。
と、また、その間に今度は『ヤクルト』の5本入りパックが目に入り、
姪「うちにヤクルト無かったから、これを買う!」
私「う~ん。これ、196円って書いてあるでしょ。消費税入れたらここに小さく書いてあるように、200円超えちゃうのよ。」
それを聞いた姪「だったら、さっきのジュースは、75って書いてあったから、200円超えないよ!?買える?」
これには、「そうだね。じゃあ、買っていいよ」と答えるしかありませんでした。
【ママに確認しておけばよかったこと】
- 手袋のサイズ、もでしたが、
- 豆腐は、絹豆腐か木綿豆腐か
- スープはるさめの味は、何がいいか
- フランの味(種類)
など、もう少し詳しく聞いておけば良かったと思いました。
これも、姪と、
「いろんな種類があるね」
と、確認しながら買い物をしました。
【姪のおやつ・条件は「200円以内か5つまで」】
いよいよ次は、姪のおやつを選ぶ番です。
先ほど、200円以内で、70円は大丈夫と分かったようで、70円のパックンチョを「これは、70って書いてあるから大丈夫だよね?」と聞いてきて、一つ選びました。
さらに、いつの間にか『マイク型』のお菓子も手にとっていて、「これも70って書いてあるから大丈夫だよね」、ともう一つ『コアラのマーチ』も追加でカゴに入れようとしたので、
「ちょ~っと、待って~」
「ママは200円以内って言ってたよ。さっき、ジュース買ったのが、75円でしょ。消費税というのを足さなきゃ行けないんだ。そしたら、80円超えちゃうのよ。それに、このパックンチョ買ったら、この金額をに消費税を足して、それから、この2つの金額を足したら、全然200円じゃ足らなくなっちゃうよ?dどうする?」
『マイク型』のお菓子は手放したくないそうな。しばらく、どれを選ぶか迷っていたが、決められない様子。
「じゃあさ、もう一回買い物リスト読んでみようか。(一緒に読む)200円以内か5個って書いてあるね?と言うことは〜?」
「今選んでいるのは4個だから全部買っても大丈夫だね!」と二人で納得。
それからレジへ。
姪ママが姪にお金を持たせていたので、後ろにお客さんも並んでいなかったので、姪にお金をトレイに乗せて渡すように言って、お釣りももらいました。
姪のおやつの分は姪のリュックに詰めて、お買い物無事に終了。
【帰り道はまた別のトラップ…】
帰り道、今度は床屋さんの、回転する赤白青のグルグルが氣になり、近くに行って「これどうなっているの?」としばらく眺めていました。「回りながら上から下と下から上に行っているね」と自分で納得?して、また手を繋いで歩き出しました。
帰りの道は、行きの道とは違うちょっとだけ遠回りですが、「車の少ない道を帰ろう」と反対の方へ曲がりました。
「こっちからも行けるの?」
「うん、確かこの道から曲がるといいよ。」と曲がってから少し歩いて、「本当にこの道で合ってるかな?」と聞くと、不安になったのか、「こっちじゃないよ、戻ろうよ。曲がっちゃダメだったんだよ。」とわたしの手を強く引いて戻ろうとする。
この道は、姪の家の前の道に、行きとは反対側から繋がっている道。
「あれ、ちょっと待って。この景色見たことあるんじゃない?来たときここ通ったよね?」
と言うと、どうやら理解したようで、曲がり角も教えなくとも、間違えずに曲がって無事についた。