22Sep

9月25日(日)で閉幕の上野・東京藝術大学大学美術館「日本美術をひも解く−皇室、美の玉手箱」、駆け込みで前期の展示も素晴らしく、後期展示の若冲の作品も観ておきたかったので、9月17日(土)の午後近く、行ってまいりました。
↓この先の坂を上ったところに【美術学部の正門】と【藝大美術館の入口】があります。

午前11時過ぎ、美術館前到着。


入館時に手指の消毒と、検温はカメラによるものです。
チケットを求める列ができていました。窓口は2つ。右側の窓口は現金払い・カード払い可。左の窓口は現金のみ。
【ロッカー空き状況】
ロッカーは100円玉が必要で、使用後は返却されるタイプ。
この時間帯、ほとんど埋まっていましたが、数箇所空きがありました。
【グッズ】
今回の展覧会のグッズ売り場は1階のチケット売り場前と2階のミュージアムショップになっています。図録は2階のミュージアムショップでも購入できます。レジは1階の方が混んでいました。
図録、買っちゃいました。

図録¥2,500(税込)、ポストカード各¥165(税込)。若冲さんの〈動物綵絵(桃花小禽図)、(梅花小禽図)〉、やっぱり実物を見てほしい!

一番右の「柴田是真のミニノート 吾木香・桔梗」¥330は2階のミュージアムショップで購入。他にベースが黄色の日向草とベースが緑の牡丹があります。中身は方眼になっていて下の方に藝大のエンブレムがプリントされています。
左から3冊の表紙違いの「和の手控え帖」¥660は1階の特設グッズ売り場で購入。中身は無地。
【所要時間】
〈11:15〉展示室の順路は3階から。エレベーターに乗る列ができていましたが、一度に乗れました。階段でも移動できます。
〈11:20〜12:00〉3階の第1展示室の滞在時間は、40分ほどでした。
それから、エレベーターで地下2階の第2展示室、第3展示室へ。
出口は地下2階からエレベーター、または階段で2階のミュージアムショップを通って、1階へ降ります。
2階のミュージアムショップで、本展覧会の図録¥2,500(税込)と「柴田是真のミニノート 吾木香・桔梗」¥330を購入。
特設グッズ売り場へ立ち寄りたい人は。左手へ。そのまま出口に進む人は右手へ。
特設グッズ売り場で「和の手控え帖」¥660を購入。
〈12:55〉美術館を出ました。
所要時間は1時間40分でした。
「序章 美の玉手箱を開けましょう」〈1 菊蒔絵螺鈿戸棚〉明治期のものですが、細部に至るまで息をのむほどの美しさ。ずっと見入っていたいと思わずにはいられません。
「1章 文字からはじまる日本の美」〈6 紫紙金字法華経 巻第二〉奈良時代のもので、前期と場面替されていますが、こちらも、どのくらいの集中力で一字一字書かれたものなのだろう。その集中力が伝わってくる作品です。他の作品もかな文字と紙の美しさ。
「2章 人と物語の共演」優美で緻密な作品が並びます。狩野永徳、俵屋宗達などの作品も。尾形光琳の〈26 西行物語絵巻〉場面替えで紅葉と鹿が出てきますが、可愛らしいと思いました。
蒔絵の文台と硯箱も細部に渡って手が込んでいて贅沢で美しい。
地下2階へ移動して、
「3章 生き物わくわく」
前期〈42 花鳥十二ヶ月図〉酒井抱一も細かくて生き生きしていて凛としていて良かったのですが、後期の〈35 動物綵絵〉伊藤若冲、一同に展示されている様子は迫力満点。「列は特に設けておりません。空いたところからご鑑賞ください」との案内ですが、やはり、列ができていました。「前列の方は立ち止まらず、ゆっくりご鑑賞される方は後方で御覧ください。」との案内もされていました。時間によっては列が崩れていたので、見やすかったです。会場に若冲さんの作品を仕上げるための工夫が説明されていて、ただ描くだけではなく、色んな工夫がなされていることを知りました。
高村光雲の彫刻も、中学校の国語の教科書で「レモン哀歌」は知っていたけれど、彫刻を観たのは初めてかも知れない。バランスも絶妙で本物みたい。
「4章 風景に心を寄せる」
展示替えで後期は〈75 秋爽〉、〈76 秋晴〉も季節感を感じられます。〈78 飛泉〉横山大観、〈79 ナイアガラ景図〉五姓田義松の作品は、前に立つと水しぶきが感じられる。
【藝大アートプラザ前のカフェカーでドリンク注文】


キウイフルーツソーダ¥550(税込み)

この日は台風の接近で、蒸し暑く、酸味のある炭酸に元氣をもらいました。最後までキウイの果実を吸えないのが氣になるが笑。