5Oct
企画展示室に入る時にガラス張りの展示室【ギャラリーA・B・C】を見下ろす設計になっていて、毎回「くぅ〜氣になる〜」と思わせられる東京都美術館。今回の「フィン・ユールとデンマークの椅子」は、カラフルで色んなフォルムの椅子が並んでいて、展示室【ギャラリーA・B・C】、初めて足を踏み入れました。
会期は2022.10.9(日)までです。
現代の生活の中で欠かせないもの、「椅子」。座り心地の良さと空間に調和をもたらすデザイン性、耐久性、その全てを考えられた椅子が勢揃い!しかも「座る」という体験ができるらしい!
【チケット】
チケット販売窓口は、美術館入口・地下一階展示室【ギャラリーA・B・C】の入口です(企画(特別)展の当日券販売窓口とは異なります)。
【観覧料】
一般 1,100円/大学生・専門学校生 700円/65歳以上 800円/高校生以下 無料/身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付き添いの方(1名)は無料。いずれも証明できるものの提示が必要です。
・特別展「ボストン美術館展 芸術×力」のチケット(半券可)で、各種観覧料より300円引き。※1名1回限り、他の割引との併用はできません。
【所要時間】
〈11:30〉入口のチケット販売窓口で「ボストン美術館展 芸術×力」のチケット画面を提示して、チケットを購入。300円の割引で800円でした。
最初の展示室ギャラリーCはエスカレーターを下って左の部屋。こちらは撮影禁止です。映像が2本。どちらも最初から最後まで観て、グルっと一点一点観て、退室したのは〈11:55〉でした。
エスカレータ右の展示スペースへ。こちらは撮影OKでした。
次に地下3階のギャラリーAへ。ここで時間は〈12:10〉でした。
ギャラリーAは撮影OKのところとNGのところがあります。
実際に展示されている椅子に腰掛けてみることができるのはギャラリーBです。
コンプリートするぞ!と思いつつ、先に座っている方に圧はかけたくないので、ウロウロしながら、空いて、周りに次を待っている方がいないタイミングで座っていきました。
14時過ぎに次の予定があったので、それまでには出ないといけないということもあって、全部の椅子をコンプリートできて、今回協力されていた織田コレクションの「織田憲嗣スペシャルインタビュー」のYou Tube映像も最初から最後まで視聴して、出口を出たのが〈13:10〉でした。
所要時間1時間40分でした。
【混雑具合】
この時間はまだ入口に列はできていませんでしたが、観終わった〈13:10〉頃は入口の外まで列ができていました。
次々に入ってくる人の流れはありましたが、近くで観られないとか、そういう感じではなかったです。
【展示内容】
第1章 デンマークの椅子−そのデザインがはぐくまれた背景
ラケットチェア↓
エリザベスチェア↓エリザベス女王が購入したのでこう呼ばれているんだそう。
↓このねじれのバランスが美しい。
第2章 フィン・ユールの世界
↓ソーイングキャビネット
間取りとか見るのも好きです。
フィン・ユール邸で使用されていたものたち↓
フィン・ユール邸の再現↓
↓小物類も愛らしい。
↓広々としたデスクは作業が捗りそう
第3章 デンマーク・デザインを体験する
↓こちらが実際に座って、その座り心地を体験できる展示室。
椅子も照明もいい感じでした。
クッションのちょうどよい具合。硬すぎでもなく柔らかすぎでもなく。高さもちょうどよくて、背もたれも深くもなく、浅くもなく。
「織田憲嗣スペシャルインタビュー」You Tube映像も流れていて、ノーカットでご覧になりたい方はYou Tubeでぜひ。
生活を便利にしすぎないというような内容が面白かったなぁ。
心を豊かにしてくれる、そして理想の日々の暮らし、部屋、お家をもう一度イメージしたくなるような企画でした。