12Sep
楽しみにしていることがあります。電車で上野に降り立ち上野公園に向かうと一番手前側にある〈東京文化会館〉。アクセスも抜群によくて、オペラやバレエもできる日本でも数少ない本格的な音楽ホールです。ここではコンサートの他にも少人数制で「ミュージック・ワークショップ」が開催されているんですよ。
乳幼児を対象にした回、小学生〜大人を対象にした回があって、小学二年生になる姪は幼稚園の頃、保護者の人から「ひとりミュージカル」なんてあだ名をつけられてるくらいでしたから、「こういうの好きかも」というのと、私も保育園に勤務しているので日頃の保育の参考になればいいなという思いで、これまでも何度か参加していましたが、この日も姪ママと姪を誘いました。残念ながら1歳半の甥っ子くんは対象年齢に含まれないのでパパとお留守番です。姉弟の年齢があいていると、対象年齢が決まっているイベントには一緒に参加できないこともあってそこはちょっと不便で残念なところです。
昨年は「明日も来たい!」と言うくらい楽しかったようですが、2年生になってからは「お出掛けするよりお家でゲームをしていたい」と言うようになりました。
今回も「もう行かなくていいかなぁ」と言ってたのを姪ママと話し合って一応チケットだけは買っていました。時間は夕方からなので、急がず行けるところは助かります。
無理に連れて行くのもどうかと思いつつ、せっかくの機会だからとの葛藤です。
【東京文化会館ミュージック・ワークショップ『ワンデーコーラス』】
対象:小学生〜大人
時間:受付16:30〜 ワークショップ開始 17:00〜18:30
参加費:一人¥550(税込み・保険もついています)
ちょうど藝祭2023も上野公園の一部でも開催されていて「お祭りもあってるよ!」と姪ママが声を掛けたら「お祭りは行ってみたい」とのことで、受付時間の45分前に上野に到着。でも藝祭の場所は旧奏楽堂の前辺りなのでけっこう先の方です。お目当ては「アートマーケット」でにに(伯父)へのプレゼントを買うこと。
ですが、移動に時間がかかり全然ゆっくりお店を見る時間がなかった!
姪は途中目に入ったらしい「りんご飴」の文字に心は決まり。もう時計はワークショップ受付開始の10分前で、姪ママ「りんご飴じゃなくて終わってから美味しいの食べようよ。」と誘導するも心が動かされず。
「EVERYONEs CAFE」の外に屋台が出ていて、りんご飴やジュースがテイクアウトで販売されていて買いました。しかし、よく見ているなぁ。よく氣づいたな。
元々、お祭りなら行くって本人は言ったから、仕方ない、甘やかし?とも思うが買ってあげるほうが賢明かな。
もう、17時に間に合えばいいかなと買うことにしました。
が、「りんご飴」ではなく「りんご飴アイス」だった。
食べるのさらに時間かかりそう。日陰に入りたかったが、樹の下は虫が落ちてくるかもしれないから嫌なんだそう。アリもいるから座りたくもないんだそう。口の周りも舌も真っ赤にしながら無心に食べています。
ここで、姪ママはお友だちにプレゼントするものを国立西洋美術館のミュージアムショップに見に行って、子ども向けの絵画の本を買っていました。
16:50まだ食べ終わりませんが、「りんご飴そのまま凍らせたままだから解けないかもよ?袋に入れてまた後で食べようか?」とのママの声に従う姪。ほっ。
東京文化会館が遠かったぁ‥。
私が先に受付へ行き、保険のための連絡先を3人分記入して、なんとか5分前にはお手洗いも済ませて会場の小ホール前に到着しました。ほっ。
【ワークショップの内容】
参加者は小学生連れが多かったです。
手や足や身体を使って何パターンかのリズムを取って輪唱したり、アフリカの歌をパートに分かれてコーラスしたり、木琴、鉄琴、太鼓を希望者は前で演奏したり。
姪は最初は場所見知りをして、椅子に座ったままだったり、参加しないで見ているだけだったりでしたが、そういうとき、ワークショップリーダーさんが姪のそばに来てただただ楽しそうにされていて、こういうときはこんなふうにすればいいのね、と日頃の保育でも参考にできそうです。
だんだんとやっぱり姪も「楽しい!おもしろい!」と加わるようになりました。
私自身はコーラスは好きですが、歌には自信がありません。
そこで、その場でその場にいる人と単発で作り上げるというスタイルはとても氣楽で氣軽でいいんですよね。
感染症も5類扱いになり、ワークショップリーダーさんたちと一緒に記念撮影もできました。
無事に参加できてよかった。
東京文化会館さん、今日もよき時間と場所をありがとう。
帰ってからすぐに忘れてしまう私ですが、姪が覚えてくれているので助かります。お家に帰ってからも3人で歌ったりして楽しんでます。