24Feb

今月、地上波で「テルマエ・ロマエⅡ」が放送されていましたね。
2月22日(金)に「翔んで埼玉」が公開されますが、「テルマエ・ロマエ」の監督さんなのですね!
埼玉は以前住んでいたこともあり、住み心地良かったので、楽しみ。
ヤマザキマリさん、17歳でイタリア留学というのは知っていて、義務教育の中学生で、誰でも英語には触れるけれど、英語圏へ留学ですら、私の中では勇気いることですが、英語以外の言葉の国なんて、すごい!と思ったことがありますが、その前の中学生の時に、ヨーロッパを一人で旅したそう。
この「仕事にしばられない生き方」にはそんなマリさんが重ねてきた日々のこと、(例えば、日本ではカトリック系の学校で、校則や服装、髪型、厳しかったけれど、自分なりにアレンジして、先生に注意を受けても、自分の思っていること、疑問などをきちんと伝えていたそう、カッコいい!)、マンガ家になるまでのいきさつ、一時は10足のわらじで生活していたことなどが綴られている。
先日の「『違うこと』をしないこと」で吉本ばななさんも同じようなことをおっしゃっていたなぁと思ったところも紹介しますね。
「みんなで我慢するんじゃなくて、転がる石のように、もっといい場所、もっと自分にふさわしいところがきっとあるはずと諦めずにいることができたならきっと何かが少しずつ変わっていくような気がします。」
「好きなことと合っていること」
「自分で選んだ選んだわけじゃないけれど、潮目がかわるときがある。
これ以上同じことをやり続けていてもどうにもならない。
そのことが自分ではっきりとわかる時が来る。
潮目が変わる時を見逃さない。
偶然が行く道を教えてくれる。
今の自分がしがみついていることだけがすべてじゃないってことが見えてくる。
自分の意志とか努力とかとは違うそういう偶然のなり行き、潮目、それを見逃さない。
向こうから新しい波が来たなと思ったらそれまでの気持ちを切り替えてパッと乗ってみる。すると選択肢が一気に増えることも。」
「マニュアル通りでなくても、つながるときはつながる。やるだけやってダメなら、場所を変えてみる。いざとなったら次の場所に移動する。やれることをやってみたうえでその場所がどうしても時分に合わないと思うんだったら思いきって場所を移ればいい。『ここしかない』と思い詰めるから嵐が来ようがどしゃぶりになろうが我慢選択肢がなくなってつらくなるのであって『なんか違うな』と思ったらパッと離れたっていいんだと思います。」
そして、
「たったひとりでいいから『別に生きてりゃそれでいいじゃん』と言ってくれる味方がいてくれたらこんなに心強いことはない。ひとりだけどひとりじゃない」
と、この辺り。
心に?が湧いて来たとき、これでいいのかな?と思うとき、自分の選択を決断するとき、肩の荷を下ろしてくれるような本。