今を愛しく丁寧に暮らしていく

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今ここを愛おしむ

保育士実技試験の課題である「ももたろう」のお話し。

絵本を図書館で借りました。

「ももたろう、キティちゃんがももたろうだったよね」と3歳9ヶ月の姪が、真っ先に桃太郎の絵本を見て言ったこと。

ゴールデンウィークにサンリオピューロランドへ行って、そこでのショーがももたろうのお話しでした。

しっかり覚えているんだな。

「おばあさんは川へ洗濯に」

のところで、必ず、

「ジャブジャブジャブー」と洗濯のところで効果音を入れてくる姪。

そして、お腰につけたきび団子。

犬や猿やキジにあげる度に、

「そんなにあげるとなくなっちゃうよ」

と、言っていました。

最近は、こんな疑問も抱くようになったのね。

「きび団子、たくさん作ってもらったんじゃない?」と答えてみました。

また、キジのことを、

「カラフル鳥さん」と呼んでいました。

さて、ももたろうたちが鬼ヶ島に着いて、門の絵が描かれているのですが、

姪が「ガチャッ」と開ける真似をします。

ももたろうや犬や猿やキジが鬼をやっつけるシーンでは自分も一緒になって、やっつけるフリをしていました。

そして、ももたろうが鬼の大将をやっつけるところ、

「エイッ、ヤァッ、トォー」

も元気よく、声を出して真似をしていたのですが…。

鬼の大将が「参りました」と涙を流している絵を見て、

姪、急に、涙ぐんでしまい、言葉に詰まってしまいました。

そういえば、アンパンマンでも、バイキンマンがやっつけられると泣いていたっけ。

(ママにギューッと抱きしめてもらって、元気回復。)

鬼に盗まれた米やお宝、そして、さらわれた子どもたちも返してもらって、無事に村に戻って、

「めでたし、めでたし」

でお話しは終わります。

「めでたし、めでたし」

のフレーズも、とっても気に入った様子で、すっかり元気になり、キャッキャ喜んで笑っていました。

そのあと、姪はおもちゃのかごを持ってきて、私に「きび団子を作って」とお願いしてきて、洗濯かごの中に入り(船のよう)、「ねねも乗ってね!」と、もう一つのかごに乗るように促される。

そのかごの船に乗って、鬼ヶ島まで鬼退治へ出かけて行きました。

そのあと、船から降りて、

「おにはーそとー!ふくはーうちー」

ときび団子を投げる素振りをしていたのですが、

姪の想像では、きび団子とは、あの節分の時に撒く豆のようだな。

鬼退治というと節分の「鬼は外」なのだな。

鬼は本っ当に怖いみたいで、

言うことを聞かないとき、姪ママが「鬼から電話がかかってくるアプリ」を起動すると、本気で怖がって泣いて逃げるものね。

 

 

 

 

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