1Jan
実家では、まず朝風呂に入ってから、新しい服・新しい下着に着替えてから、新年を迎える、というのがしきたりでした。
それから新年の挨拶をして、お屠蘇と一緒に縁起物の当たりめ、昆布、などを大黒柱の祖父が年齢の若い家族からサービスと言うんでしょうか、取り分けてくれます。
おじいちゃん、カッコ良かったな。
お正月は、良い言葉を話して、穏やかに過ごすように、と祖母や母からもいつも言われていたな。
この、先に「おめでとう」と言っちゃうところも、良い言葉を話して、穏やかに過ごすと言うのも、『予祝』と言って、この一年をこの始まりの日に先に事実を作っちゃうということだそうです。お節料理の「海老は『腰が曲がるまで長生きできますように』」、「数の子は『子孫繁栄』」、「黒豆は『健康で豆豆しく働けますように』」といった願いを食べ物で取り入れる、鏡餅を飾り、橙を乗せたり、一つ一つに喜びの意味があって、子どもの頃はそんなの迷信!なんて思っていたときもありますが、今は、そうやって周りのものを愛でて丁寧に過ごすのって良いなあと思います。そして、姪なんかにももう分かる年齢になってきたのでちょっとお話ししたい。
どうぞ、温かくして、穏やかに、良いお年をお過ごしください。
今日は雲一つない青空でした。近所の公園の梅の花が満開です。ほのかに香りが漂ってきて、その存在を氣付かせてくれます。
良き一年になりますように☆
姪宅は、姪パパがお節の準備。
有田焼「深川」のお皿で。このシリーズ、色合いも文様も好きなのです。
お節料理は『祝箸(両細箸)』でいただきます。神様と一緒にいただくという意味だそうです。
姪が大好きなキャラクター『鬼滅の刃』のねずこちゃんが着物を着ているので、姪も。
私や姪ママが七五三にも着ていた着物。母が大切に保管してくれていて、ありがたい。
「ねずこちゃん」になりきってます。