31Jan
今年の節分は2月2日だそうです。
節分と言えば豆撒きですが、季節の変わり目の厄払いの意味もあります。
煎った豆を使うのは「マメの『メ』」と「芽」を掛けて「悪い『芽』」が出ませんように」という意味もあります。また、「煎る」と「射る」を掛けて「鬼の目を『射る』」にも通じます。「まめ」で、「『魔』を滅(めっ)する」という意味も。
そして鬼には金棒もですが、お多福さんも対の関係ですね。
「幸せの『打出の小槌』」がありますが、鬼と関係があるお話があります。
昔々、鬼が『打出の小槌』を持って暴れ回っていて、人々はなんとかできないものかと考えあぐねていました。豆を鬼に投げつけると追い払えるのですが、それも束の間、豆が無くなるとまたすぐに鬼がやってきて、人々は困り果てていたのです。
そんなとき、おかめ(お多福)さんが戻ってきた鬼を、優しい微笑みで慰め、おかげで鬼の怒りは鎮まりました。
鬼は、おかめ(お多福)さんに諭され、改心します。ついに、打出の小槌を差し出し、舞を披露して去っていきました。
こうして、人々は安心して生活できるようになったとされます。
鬼は、病気や災害もですが、人の心の中にある恨みつらみ、妬み嫉み、怒り、悲しみだとも言われています。この話は昔の人々は、自分の中に棲む「鬼」とも向き合い、お多福という、優しさ・共感(寄り添い)によって癒される、ということも含まれていると思います。
そうそう!今年の恵方は【南南東】です!
【例えばお多福ってこんな人】
女優の『小雪さん』。
3人の子育てと仕事を「60点で合格でいいじゃない?」と両立しつつ、近所の子ども達までも「うちに遊びに来るときはご飯もお風呂もセットです。そうするともっと仲良くなれるでしょう?」とNHK Eテレの『スイッチインタビュー』でお話しされていて、母の愛の懐の深さを感じました。
タレントの『アン ミカさん』。
これもNHK Eテレの『スイッチインタビュー』でのお話しですが、アンミカさん、お母さまに「大人になってからの美人は『居心地の良い人よ』」と教えられたそう。アン ミカさんの『底抜けの明るさ』はそんなところからも来ているのかも知れません。
【鬼滅の刃・劇場版「無限列車」のサイトよりダウンロードしたお面と升】