17Feb
節分の豆まきの行事も過ぎ、次は雛人形、姪ママと姪も一緒に飾りました。
白い布の手袋をして、息をかけないようにマスクをして。
アレクサに「ひなまつりの歌をかけて」とお願いして、一緒に歌いながら飾りました。
〈雛人形を飾るのに良い日はいつ?〉
雛人形、二十四節気の『雨水』の日に飾ると、良縁に恵まれると言われています。
元々雛人形は、その人の厄を身代わりとして水に流していたもの。そういったことから、この日に飾ると良いとされているようです。
また、地域によっては、「水は命の源・母として、水の神様は子宝・安産の神様」とされていて、そういったことからもこの日に飾ると良いと言われています。
今年の「雨水」は2月18日、平日のため、姪ママもその由来は知っているのですが、「友引」の本日にしました。
左側の雛人形は姪の初節句のもの。姪ママ方の祖母より。地方の習わしで母方の祖父母が贈ることになっていて、いろいろ見て回って、姪パパとも話し合いコンパクトなものが良いということで三人官女までは付いているものにしました。
【「いらない」なんて言わずに買ってもらって「ありがとう」と言うのも親孝行のうちの一つ】
あの時は、「飾る場所無いから いらない」とかなり何回も姪ママが母親に言っていたけれど、親戚から「お雛さんどうした?」と言われるのもあって母(姪から見て祖母)は買うしか無いのかな、そんな しきたり面倒だな とも思っていたけれど、母が他界した今となっては、買ってもらって、姪にとっては良かったなと思えるし、「いらない」なんて言わずに買ってもらって「ありがとう」と言うのも親孝行のうちの一つなのだなと思います。
ちなみに、あの渋沢栄一も親孝行について「孝らしからぬ孝」と言う言葉で「親の親切を無にしないことが、本当の親孝行」と言っていますよ。(図解 渋沢栄一と「論語と算盤」斉藤孝・著/フォレスト出版)
可能なら五人囃子までは揃っていた方がいいかも
ひなまつりには必ず歌う「うれしいひなまつり」の歌には「ぼんぼり」「桃の花」「五人囃子」も出て来ますよね。一緒に歌うこと、多いと思います。そのときに やっぱり子どもから「ごにんばやしって?」と聞かれます。三人官女は「かんじょ」と出てきて、「これが かんじょだよ」と説明ができますが、五人囃子というのはね…と言葉だけの説明になってしまい、あとになって「五人囃子までは付いているのにすればよかったね」と話しています。(注;姪ママは最初から「可能なら五人囃子までいるのがいい」と言いつつも、親の懐具合の心配もあり、「いらない」と言いつつ、でした)
言葉を覚えて話始めた頃、五人囃子のことを「ふ〜えんばやし♪」と姪が歌っていて「ごにんばやしだよ!」と訂正して、姪も小さいながらに「ふ〜えんばやしだよ!」と言い返して来ていたけど、五人囃子のお人形があったら、目で見てより身近に、そして歌と結びついて、良いですよね。もう少し、連動性・繋がりを考えてあげられればよかったと思いました。
そして、こちらは姪パパ方のお雛様。姪が譲り受けました。さらにこちらの雛人形の「ぼんぼり」や「屏風」や「お内裏さまが座っている親王台」は私のお雛様に付いていたもの。人形はもう髪の毛がボロボロになってしまい人形供養したのですが、小物は綺麗にしていたので取っておいたものです。
「うれしいひなまつり」の歌詞には「金の屏風」も出てきますので、「びょうぶってなに?」とも聞かれるので、こちら、金の屏風でよかった。「ぼんぼりはどこに飾るの?」「お花はどこに飾るの?」と聞いてきます。「お花をあげましょ、桃の花」とあるので、桜の花を「桃の花」と思っていました。
「これは 右近の桜 左近の橘 と言うのよ。だから桜の花よ」と言いながら一緒に飾ります。こんなふうにお話しをしながら一緒に飾るのが楽しい。
手前のは陶器のお雛様。小さくて可愛くて飾るのも簡単で、母が大切にしていたもの。
結局、姪、「好きなように飾っちゃえ〜」と言いながら、菱餅などの場所がこんなところになっているのです。
「好きなところに飾っちゃえ〜」と言うのは なんとも 姪らしい一言で笑っちゃいました。成長の記録にこのことも書き添えます。
食事の途中に、飾ったお雛様の前まで行って、『うれしいおひなさま』の歌を歌っていました。
お雛様に息がかからないように口を押さえています。