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映画『モンテッソーリ子どもの家』感想と一緒に観た子ども5歳の様子とその後の影響

2月19日から新宿ピカデリー、イオンシネマで全国公開されている映画『モンテッソーリ子どもの家』。保育士資格資格試験でその名前と内容を知り、「消極教育」と言えば『モンテッソーリ !』と覚えるのですが、正直、最初はそれでいいの?と思っていました。

でも、実際に目の前の子どもを観ていると、モンテッソーリの言ってることがよく理解できるのです。

実際の『モンテッソーリ 子どもの家』はどんな感じなのか?
子どもたちの様子や教師の振る舞い、今回の映画は楽しみでした。

ドキュメンタリー形式で『日本語吹替』と言ってもナレーションが吹替で、5歳の姪と一緒に観たいけれども退屈するかなぁ…それとも同じ年代の子どもたちだから興味を示すのか…どちらだろう?

ただ、モンテッソーリ教育でいう5歳〜6歳は『文化の敏感期』と言って「他の国、宇宙」などにも興味が湧いてくる時期。

ならば、観せてみようかと一緒に行きました。

事前にチケットはネットで購入。席は一番後ろの席にしました。

これまで、映画を観るときはドリンクとたまにポップコーンも買ってもらっていたのだろう。映画館に行くまでの間に「えいがってことは、ジュースたのんでいいの?ポップコーンもたべられるの?」と聞いてきた。

姪ママ「あー、今はコロナだからね。映画館の中で食べたり飲んだりできないかもしれないよ」

姪「シュワシュワドリンク のみたいの」

さて、映画館、ポップコーンもジュースも販売されていました。入り口に行く前にしっかり、子どもの目の高さにジュースや軽食のトラップ看板あり。ジュースだけ買ってもらっていました。そしてやっぱり途中、新入生が入って来たシーンのところでお手洗いに立つ姪。

しかも、映画終わってから「ねね、あのね、ジュース帰りにもう一杯買って帰りたい。あのね、ママはお金持ってないからママに内緒にしてて」とか言う。

実は姪ママ宅、姪パパがテレワークになって、それでも交通費がずっと支払われていたのですが、なんと、その支払われていた分を先月分の給与から一気に差し引かれ、青くなったのでしたー。ご飯も節約レシピで、姪はそのことを耳にしていたみたい。

もちろん、「今日はジュース飲み過ぎだから、もうおしまい。」と言いました。ちゃんと聞き入れてくれたのでよかった。ほっ。

【追記】姪パパにも観てもらいたいと、後日、姪ママ・姪パパ・姪と3人でもう1度観に行ったそうです。

2回目は、あまり話さず観ていたそうです。

〈観る前にママとお約束〉トイレに行く時は静かにママのところに来る。みんな静かに観ているから 、お話ししたくなったらヒソヒソ話。ジュースはちょっとずつ、ズズズと音を立てずに飲む。

2回目観終わった後、「面白かった」と言っていたそうです。

【内容・ネタバレ注意】

果物や野菜を切っている子どものそばに先生がいないのに驚きました。アイロンがけをしている子どももいて、そこにも先生はそばについていませんでした!生け花をしている子どももいました。

一般的な幼稚園や保育園のように本を読んだり、絵を描いている子どももいましたが、本は先生が読み聞かせをする形ではなく、子どもが自分で選んで自分で読むといった形でした。

まわりは関係ありません。

子どもは、自分の世界でひとりでやりたいのです。

自分の力でわかりたいのです。

自由にやらせてみましょう。

自立した行動ができるかどうかで、人生は変わります。

映画「モンテッソーリ 子どもの家」より

姪は「こっちが作業するところで、あっちが絵を書いたりするところ?」、「これ英語?」など本人なりに理解しようとしていました。

一度だけ、先生が静かにしてね、と子どもたちに語りかける場面がありましたが、それぞれの年齢、それぞれの子どもが自分の「お仕事」に励んでいて、落ち着いた様子でした。

また、お絵かきの場面で他の子どもの絵に対して何か言った子どもを、先生が嗜める場面もありました。その絵をどう見るかは描いた人だけが言えることだよ、というようなことでした。

静粛練習の様子もあり、5歳の姪、ネットフリックスの「ヒーローキッズ」という番組で「瞑想」という言葉を知って「これ、瞑想してるよね?」と聞いてきました。

【「平和を生きる人」に】

映画の後半で、「平和」について語られていました。

子どもたちが育つ環境によって、これから先の世界も変わってくると。

そして、6歳までの環境の大切さも。

それまでの環境がどんなだったかで「平和を生きる人」が育つ、と。

「身のまわりのものから世界を知る」。

この考え方を幼いころから実践している子どもは、国や宗教の違いに縛られることはありません。

違っていることを理由に敵意や不信感を抱くこともないのです。

このような子どもたちは、平和な社会の構築に大きく貢献するでしょう。

映画「モンテッソーリ 子どもの家」より

【映画を観たあとの5歳児の反応】

後日、急に姪が「ノン!カタツムリじゃない!」と映画の中の子どもが話してた言葉を口にしました。

字幕が出ていたので、そこは読めていたみたいです。

たまたま、ネットフリックスの「ヒーローキッズ」も、『他の星は子どもたちの声が優先』というオチです。

〈さっそく真似〉

数日後、姪ママが夕飯を作っているときに、突然「みかんジュース作りたい」と姪が言い出したそう。

「男の子がジュース作ってたから同じようにやりたい」

映画の中で、男の子がオレンジを搾ってジュースにして近くの女の子に運んであげていました。どうやらそれを覚えていたみたいです。

ミカンが無かったので、家にあったリンゴを擦り下ろすことにしたそうです。

包丁は、5歳の誕生日プレゼントにもらった『貝印リトルシェフクラブ』のもの。刃がギザギザで、ケガ防止になっています。

自分の分を作ったあと、姪ママの分、翌朝、姪パパの分を作ったそうです。

文字をなぞるシーンもありましたが、姪もパンで「これ、『オー』みたいだね」

半分食べたら「シーになったね」

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