今を愛しく丁寧に暮らしていく

周りの大人が「そろそろ文字を教えなくちゃ！」と意気込まなくても、子どもは自ら身の回りにあるものに興味を持ち、育っていくのだなと日々実感。色や形から始まり、話し言葉、数を数えること、そして、絵を描くこと、文字を書くこと。発達過程によって、今はこんな時期だなと目に見えて面白い。

幼稚園年長の姪は、周りのお友だちと『お手紙の交換』が流行っている。幼稚園年中さん頃から始まったお手紙の交換。

【キュン💖と来るお手紙】

姪の遊びの一つに、《絵本のお話しに姪自身も登場する》というのがある。特に、「バーバパパ」の絵本で、バーバの子どもたちと一緒に、時には内容もちょっと変えて姪が登場する。語り手は私。姪が考えた文章に一字一句違ったら「違うでしょ！最初からやり直し！」と言われ、トホホの私。例えば、「バーバパパ一家は子どもたちと〇〇ちゃんを誘い、」を「バーバパパ一家は子どもたちと〇〇ちゃんを誘って」なんて言うものなら即やり直し。他に「ピクニックへ行きました」を「ピクニックに行きました」もダメ。うろ覚えが通じない。しかし、よく覚えているなぁ、と感心。この時期の子どもたちの記憶力って本当に驚き。

バーバパパコミック絵本「バーバピカリと小さくなる薬」の中にある２つ目のお話し「バーバパパと幽霊の城」でバーバ一家と子どもたちと一緒にピクニックにお出かけするのも好き。

《姪が加わったストーリーは》

姪は寝坊して、バーバママが「あれ？〇〇ちゃんは？誰か迎えに行ってくれない？」から始まって、バーバの男の子たちが「僕たちが迎えに行くよ」と姪宅に迎えに行く。姪は起きないので、力持ちのブラボーが運んでくれて、バーバピカリの車に乗ってピクニックへ行く。お弁当の間も最初は寝ていて、フルーツやらサンドイッチやらを残してもらって、お城に探検に行く前にようやく目が覚めてお弁当を食べてお城へ探検へ。お城の修復計画では、バーバベルと一緒に設計図を書き上げる係。それから、お城の「仕掛け」からバーバのお姉さんたちが下にいるバーバモジャにいたずらで水を掛けるシーンでは、姪の足にも掛かってしまって、姪は人魚になってしまうという展開。

それから、こちらのページでは、みんなの枕元に姪からアクセサリーのプレゼントが置かれているというシナリオに。

それぞれの身体の色で作っている。

バーバ一家にお手紙も書きたいと言うので、ちょうどこの時期に良い一筆箋を渡した。

バーバパパたちへ

そのねっくれスは

わたしがよーいしたのだよ

どうか きにいって もらえるといいな

〇〇より

そのあとの展開は、幽霊の正体は、実はお城を修復せずそのままの方がロマンチックだと思っているバーバズーでした。ブラボーがズーを追いかけて、ズーがお城の仕掛けの池に落ちてしまうというところを、姪も一緒に追いかけて、ズーと一緒に池に落ちてしまい足が濡れてまた人魚になってしまうという展開。「ズーが最初から正直に行ってくれてたら〇〇ちゃんも人魚にならなくてよかったんだぞ」。そして、最後は修復したお城でお客さんを招いて劇の公演。姪は人魚で登場。

【お世話になった先生への手紙】

『親子おとあそび教室』でお世話になった先生への手紙。自ら「明日は最後の（回の）日だから先生にお手紙を書く」と言って書いていたそう。

「◯◯せんせいは かっこいいから、ほしのびんせんと ぎんいろのえんぴつで かいた」らしい。

〇〇せんせいへ

わかれのひだね。💖

げんきでいてね。

ぴあののしたがおもしろかったよ。

たいこも たのしかったよ

ありがとう♡

他の先生にも、それぞれに

「ぴあの じょうずだね」

「だっこしてくれて ありがとう」

と書いたそうな。

そして、それぞれにすみっコぐらしのキャラクターのしろくまを折り紙で折ってそれも一緒に渡してた。

姪ママに「お手紙をファイルに入れているから、帰りに忘れずに先生に渡してね。一つの封筒に先生方それぞれに三人分へのお手紙と、しろくまの折り紙が入っているから、代表の先生に渡してそう伝えてね」と言付かっていたが、意外に姪はしっかりしてて、講座が始まる前に先生の姿を見つけたら、さっと手紙を取り出して、それぞれに渡していた。しかし、やっぱりちょっぴり慌てん坊のところがあって、しろくまの折り紙を忘れていたので、これも渡すんでしょう！？と持って行ってあげた。

【映画のセリフをノートに写す・探検ゲーム】

「ハリーポッターと賢者の石」をテレビのロードショーで見て、魔法学校のクラスが決まる場面のセリフをせっせと書いている。そう言えば、姪ママも小学生くらいまで、同じようにドラマのセリフをせっせと書いたり覚えたりして、私の友達が遊びに来ると、その前で披露してたりしたっけ。もう、そっくりで面白い。

♬ぼうしが りょうをきめまス｜そうだな フ〜〜ム…｜よろしい｜きみのりょうはー｜グリフィンドール！｜ドラコ・マルホイ｜スリざリン｜スーザン・ボーンズ｜よろしい｜ハッフルパフ｜ロナルド・ウィーズリー｜スラスタ ウィーズリーのこか｜きみはもうきまっておる｜グリフィンドール！｜ハリー・ポッター｜うんーこいつはむずかしいぞ｜ゆうきにあふれておる あたまもわるくない｜それにさいのーもある｜じぶんのちからを はっきしたいとねがっている｜

その下の、

「オレンジのかみがかかっているいえをさがせ」は謎解きゲームを家で再現してた時のもの。

【乾燥機のやり方メモ】

11月上旬に佐賀のじいじの家に帰った時のメモ。洗濯乾燥機をかけにコインランドリーについて行った時のメモ。

かんそうきの やりかた

その① マズ かんそうきのなかに どんどんかんそうさせるものをいれる

その② かんそうきの ふたをしめる

その③ おかねをはらう

その④ かんそうきから かんそうしたものをとりだス

【メッセージ付きお弁当】

こちらも、佐賀のじいじ宅で。おもちゃというおもちゃがないのですが、荷物を、こちらの家から送るときに「私の分も！」と姪が段ボールに詰めたのは「おままごとセットのおもちゃ」と「青と緑色のボール」。じいじが買っていたピンクとブルーのお弁当箱がちょうどよくあって、それでお弁当ごっこ。

↓さらに、こんな、使い終えたらただのゴミのようなミカンが入っていたネットも、姪にとっては遊ぶ材料に。ハサミで切って「カニカマ」だと。そういうところ、本当に面白くて笑える。

たべてね

きにいると おもうよ

〇〇より♡