6Oct

先の、姪が交通系ICカードを落としたけれど、拾って届けてくれた方がいてくださったのと、駅員さんの機転で無事に手元に戻ってきた話をしたばかりだけど…
今日は朝一番で美容室を予約していた。その美容室へ行くには電車でも駅から近いのだけれども、うちからだと、駅まで行くよりも最寄りのバス停からもその美容室近くまで行けるということが分かり、今日もバスを待っていた。ちょっと余裕を持って、予定より早く着くけれど、いつもは近くを散歩したりしてちょうど5分前頃に着くようにしている。
なのに、今日は雨だったせいか、バスが、その一本後のバスが来る時間になっても来ない。
美容室に遅れるかも?と電話したら、「20分以上遅れてしまうと、予約しているカット&カラーのメニューが、カットorカラーになってしまう」とのこと。了承しました。しかし、それからも来る気配がしない。
駅まで歩いて電車で行ったほうが少しは早く着くかも?
と駅を目指し、この時間だと、20分遅れずに済みそうと改札に入ろうとしたら、交通系ICカードが無い…。どこを探しても無い…無い…。
今日は雨だからレインコートを着ていて、いつもはお財布ポシェットに交通系ICカードを入れてすぐに取り出せるようにしているのですが、お財布ポシェットを雨に濡らすのは嫌だったので、肩に斜めがけした上からレインコートを羽織り、もう一個の防水加工されたファスナー付きの肩掛けトートバッグに水筒やら、大判のタオルハンカチやらを入れて、そこにすぐ取り出せるように交通系ICカードも突っ込んで出かけたのでした。
そして、「そろそろバスが来る時間」という時に、傘を持っている手が痙って、「むむ。すぐに乗れるように交通系ICカードを手に持ってよう。傘も畳んどこう。レインコート濡れているところをハンカチで拭こう」と片手でそうして、乗る準備万端だったところ、バスがなかなか来ず、美容室に遅れるかもの電話しなきゃと電話して、しかも外で相手の声が遠くて、そこでもあたふたしてたのでした。
それから、駅まで歩いたのだけど、どこで落とした?
切符を買って、そのまま電車に乗って美容室を優先する?それともとりあえずバス停まで戻る?誰かが、バス停で交通系ICカードを拾った場合、どこに届けるだろう?そもそも急いでたりして届ける余裕もないかもしれない?やっぱり戻ってみることにしよう、ともう一度歩いて来た道を引き返す。
その時の私の心の中は、「あぁ、姪のこと心のなかで何で手に持った交通系ICカード落とすの?と思ったけれど私も落とすなんて〜、しかも、オトナなのに!!」
バス停が目の前の交差点まで来た時に、見覚えのあるICカードケースが、横断歩道の車道まで出ないところ辺りに落ちているのを発見。見つけたのはうれしいが、雨に打たれている…か、悲しい。信号は赤。早く青になってくれ。そしてその先のバス停に乗りたかった行き先のバスが停まっているのが見える。しかも、その後ろからも、同じ行き先の立て続けに!結局、それらのバスには間に合わず、ICカードケースもずぶ濡れで膨らんでる。好きなブランドのものだったのにな。これ、かびちゃうかな…。と、また遠くに乗りたかった行き先のバスが来てるのが見えたので再度美容室に電話して、これから行っても間に合うか聞いたら大丈夫とのこと。最初から大人しくバスを待っている選択をしたほうがよかったか?とか色々心に浮かんで来る。
【ここでちょっといい話】
とりあえずホッとしてたら横で待っている方が「ハンカチ落としましたよ」と教えてくださいました。私ってば、ここでまたハンカチ落としてた。「教えてくださってありがとうございます。さっき、交通系ICカードも落としてたんですよ」と思わず話したら「氣づいてよかったですね。三度目がありませんように」と返してくださいました。なんだか、そのやり取りで心があったかくなった。感謝。
2本後のバスに乗る。
私が降りるバス停でほとんどの人が降りていく。その前にバスの運転手さんから「今日はお急ぎのところ渋滞のためバスが大幅に遅れてしまって申し訳ございません」とアナウンスが。
そして、誰一人として文句を言うこともなく、ほとんどの人が口々に運転手さんに「ありがとうございました」と伝えて降りていく光景を目にしたんです。
みんな、すごい!と心がうれしい驚きでいっぱいになりました。
運転手さん、きっと、救われたんじゃないかなぁと。
【流れを変えるため いつもと違う思考と行動を取ることとする】
美容室も無事に終わり、こういうときはいつもと違う行動をしよう。
いつもだったら節約派で慎重派な私は、めっちゃ吟味して、セールとか割引とかを狙って買うけれど、デパートに立ち寄って、パスケースがあったらなと見て回るとわりとすぐに「これ、好き」と思えるのが見つかった。しかも、取り外せるリール付き。たぶん、発達障害・注意欠陥障害があるな私。これまでのはパスケースのみで、出したり入れたりするのにちょっと不安があったと言えばあったから、これだと取手とか肩紐に付けてしまっておけば、たぶんこれから先今日のようなことはないだろう。事前に自分の行動の癖を把握して対策を取るのは大切だ。
お会計、私の前にご年配の女性が。「急に寒くて、これだと首元寒くないよね」とレジの方にお話されていて、「変じゃないかしら?」に「アクセントにもなるしステキですよ!」とレジの方がお返事されていてその光景も、なんだかいいよなぁと思った。
ポイント使いますか?とレジの方に聞かれて、ここでポイント使うことにした。
今までのパスケースよ、ごめんよぉ…、ありがとうよぉ。
ものの声が聞けたらいいのに…。
【ここでもう一つちょっといい話】
それから、いつも行くスーパーで買い物をした。レジの方、どの方も感じいいけれど、その中でも際立って感じの良い方が二人いて、そのうちの一人の方のレジが空いてた。いつもと変わらない感じの良さにホッとする。午前中のドタバタなんか身体と記憶に残らないくらい。日常の中にホッとする瞬間をいつも与えてもらってありがたいと感じる。
さて、こんな日は仕事柄、子どもたちが無事に何事もなくおうちに帰ることができますように、といつも以上に祈って仕事に行った。今日も子どもたちが無事におうちに帰ることができて、これが何より幸せだ。
【ちょっといい話】姪、交通系ICカードを落とすも、助けられる
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