3Dec
『11ぴきのねこ ふくろのなか』
このクラスでは、7月に『11ぴきのねこ』を読み聞かせされていたので、このシリーズから選びました。
氣をつけて読むところは、「いっぱい さいてるから ひとつぐらい とってもいいさ」の「さいてる」、「さいている」ではないところ。
「いる」「る」の違いが難しいです。
でも、さすが、読み聞かせの絵本の王道に入ってるだけあって、基本は読みやすいです。
好きな場面は、11ぴきのねこたちが、ウヒアハというおおきなばけものに捕らえられ、おりにいれられ、ローラーひきをさせられ、「もうだめだ」「とても にげられないよ」と気落ちして、とらねこたいしょうが「しょくん、まけてはいけない。われわれ11ぴきはつよいねこなんだ!」「げんきを だそう」「なにか いいさくせんはないか?」と励まし合うところ。そして、考えた作戦が「げんきよく しごとにかかり」、「うたをうたいながら ローラーを」ひくところ。
みんなで力を合わせて、作戦が成功して、ウヒアハをやっつける場面はちょっと残酷なような氣もして、読むのに氣が引けました。前に座ってる男の子も、「えっ!」と反応してて、胸が痛みましたが…。
『ぐりとぐらのおきゃくさま』
クリスマスのお話を探していて、パット・ハッチンス作の『ぎんいろのクリスマスツリー』を図書館で見つけたので、試しに読んでみましたが、読み聞かせ15分の時間内に読むのは、ちょっと長いと感じたので、他の本を探すことにしました。
ちょうど本屋さんのクリスマスの絵本のディスプレイで、『ぐりとぐらのおきゃくさま』を見て、決定。
所属する読み聞かせボランティアの会では、いつ、何年生に、どの本を読んだとアルバムに残っていて、調べたところ、他の学年に一度だけ読まれた記録がありました。
この本も、とても読みやすく、さすがです。
「クリスマスおめでとう」、「よいおとしを!」とあいさつもふたつ入ってるとこもいいですね。
そして、なんと言っても、「ぐりとぐら」は美味しいカステラですが、そのおいしいカステラのデコレーションバージョンが登場するのも、読み手の私まで、幸せで満たされます。