9Jun
いつもは一人で美術展巡りが多いのですが、今日は、同じくいつもは一人で美術展巡りをしているという友人と一緒に、東京渋谷区広尾の山種美術館【特別展】『琳派 俵屋宗達から田中一光へ』へ。
共通の友人が、日本三大祭り、江戸三大祭りである山王祭の祭礼行列に奉納参加するそうなので、美術展の後に見に行こう!と予定を立て、
『早めのランチ→山種美術館→山種美術館のCafe 椿で和菓子お茶→帝国ホテル辺り(参列する友人によると、一番盛り上がるのは日本橋から銀座四丁目交差点で、人が少ないのは丸の内、新橋から日比谷の帝国ホテル辺りとの情報)で山王祭参列見学』
で話がまとまり、JR恵比寿駅西口に10時45分に待ち合わせ。
一緒に回る友人のオススメのベトナム料理『ニャーベトナム』に行ってみたのですが、営業は11時半~で、食べログで調べていた10時半から営業している創業57年の定食屋さん『めし処こづち』へ。
JR恵比寿駅西口の改札を出て右手へ。さらに駅を出て右手へ。マクドナルドを目印にその角を左へ。しばらく進むと大通りに出ます。道路挟んで猿田彦珈琲(看板はローマ字)が見えます。道路を渡って左手に進むと、『めし処こづち』見つけました。
女性二人、入りづらいかな?と思いましたがそんなことはなく、11時くらいで、列はまだできておらず、すぐに店内へ入れました。
席はカウンターのみ。
着席してしばらくしてお店のお兄さんが「お姉さんたち、注文決まった?」と、優しく!(←優しさが半端なく伝わってきました!)聞いてくれました。
私は『肉生姜定食』、友人は『肉やさい炒め定食』、どちらも850円。
ワカメと豆腐の味噌汁はいりこだしかな。
また、お店のお兄さんが「お姉さんたち、ご飯一杯はこれくらいだけど(大盛)、量は大丈夫?」と聞いてくれて、友人はそのまま、私は半分にしてもらいました。
やはり、男性客が多く、定食の他に単品でコロッケやメンチカツ、卵焼きを注文するお客さんが多い。卵焼きは、普通は甘めに作るそうで、塩味と醤油味も言えば作ってくれるそう。
お店の人もとても感じ良く、お腹も満たされ、山種美術館へ向かう。
お店を出て右手へ進み、恵比寿一丁目交差点をまた右へ。
山種美術館の標識が出ているのでそれに従い、渋谷橋の歩道橋を渡り直進。
途中、建物のところにとてつもなく大きなダビデ像?があり、ここは何だ?と言いながらさらに直進。
「山種美術館前」という交差点を渡るとすぐ。
事前に、山種美術館のホームページより、「ホームページ割引」を印刷して持参すると一枚につき一人100円引き。
地下1階が展示室とグッズショップ。
いつもはお互いに一人ですが、
「この落款印(奥村土牛さんのだったかしら)、面白い形だね。虫みたい!あっ、話しかけて、うるさくてすみません!静かに観たかったら言ってください。」
などと友人が言い、
「いえいえ、本当に、虫みたいで面白いですね。名前のどの部分でしょうね」
「酒井抱一さんって、呉服屋さんに生まれて、裕福だったんですね」
「この鶴たちの目!!何だか今にも言葉おしゃべりしそうな感じですね!」
と、自由な意見を言い合いながら観て回りました。
この間、上野の東京国立博物館での『名作誕生 つながる日本美術』でも、俵屋さん、酒井抱一さんの作品、心を捉えるほど素敵だった。
伊勢物語もよく題材として取り上げられている。
日本画にうっとりした後は、1階のCafe 椿で、老舗菓匠「菊家」に特別にオーダーした「Cafe 椿」オリジナルの和菓子をいただきました。
ホームページによると『イタリア・カッシーナ・イクスシー社の家具による落ち着いた雰囲気の店内で、美術鑑賞のあとのゆったりとしたひとときをお過ごしください。』とのこと。
私は、杏を盛り込み、うさぎと紫陽花モチーフの乗ったものと蘭香湯(こちらもCafe 椿オリジナル)↓
友人は同じ和菓子に東方美人というお茶(ミント系)↓
和菓子の断面↓
杏がアクセントになっていて、美味しかった!
どちらも1,100円。
その後、JR山手線で有楽町に向かい、日比谷ミッドタウンをうろうろした後(賑わっていました!)、帝国ホテルの通りへ。
タイミングちょうど良く、
参列やって来ました。
参列した友人、ギャラリーさんがいると元気が出るそう。
場所も日陰で、最前列で見られたので、良い場所でした。
祭礼行列、次は2年後のオリンピックyearに開催。