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4歳 絵本読み聞かせ「ほんやのポンチョ」「えんとつ町のプペル」「Dr.インクの星空キネマ」

時々、おすすめの本を紹介し合う友人から「西野亮廣さんの絵本、読んだことありますか?」とお勧めされた西野亮廣さんの「えんとつ町のプペル」。

「西野さんってあのお笑いの『キングコング西野さん』のことだよね?」西野さんの活動はテレビで観たことがありますが、絵本も制作されているのですね。そして、制作秘話として、西野さんが「絵本は、どうして一人で作ることが常識になっちゃってるんだろう?」という疑問を持ち、それぞれの『得意』を持ち寄ってチームで作った方が「より良いモノ」ができるのではないか、と思い立ち、制作費の壁を「クラウドファンディングで支援を募る」という形で乗り越え、考えて生まれた絵本なのだそう。西野さんはこの作品で監督・脚本・絵コンテの役割を担ったそうです。【引用「西野さんのブログより」】

「えんとつ町のプペル」読み聞かせ 4歳の反応

大人の目線で見ると、挿絵が単純ではなくて何重にも色が重ねられていたり、この世の中の、社会の傷というのでしょうか、ちょっと暴力的な部分もありのままに、踏みつけられる悲しみや正義、在りたい行動・振る舞い、思いやりとは?と問いかけられる内容で「深い」というような感想の表現になるのでしょうか。

ただ、4歳にはちょっと怖く感じたようで、途中で「違う本がいい」と言い出しました。

寝る前の読み聞かせの時間でもあるので、その時は違う本にチェンジ。でも続きも氣になったようで、後日、「続きを読んで」と言ってきて、最後まで読み聞かせました。

幼児向けの絵本というより小学生以上向けかなと思います。

「ほんやのポンチョ」読み聞かせ 4歳の反応

ネタバレで、先に内容を行ってしまうと、こちらの「ほんやのポンチョ」も火事のシーンが出てきます。

挿絵は「えんとつ町のプペル」と同じようにいろんな色が重ねられていて、色彩豊か。そして、色使いは「えんとつ町のプペル」よりは明るい色彩です。

韻を踏んだ文章で下には英訳も書かれていて、幼児にも暗唱しやすいみたい。

主人公のキャラクター「ポンチョ」にとても親しみを感じたらしく、「ねね(私のこと)、ポンチョになって。」と私にポンチョの役を振ってきて、この写真は読み聞かせの時間以外での、ポンチョとのお話しの時間。

子ども(幼児)の面白いところは、私が演じているのにちゃんと私ではなくそのキャラクターと見做してお話をしてくるところ。そして、こちらがやり取りの中でうっかり自分自身に戻って返してしまったりすると「今、ポンチョとお話ししているの!」とツッコミが入るところ。以前も、バイキンマン役だったり、リカちゃん役だったり、色々振られた笑

他に「Dr.インクの星空キネマ」も目を通したのですが、こちらも幼児さんにはちょっと怖いと感じるかも知れない内容が一部含まれている氣がしました。西野さんの絵本はテーマとして【自己犠牲】も含まれているのかな。プペルも星空キネマの本もポンチョもそんなところが表現されている氣がしました。

「Dr.インクの星空キネマ」読み聞かせ 4歳の反応

「Dr.インクの星空キネマ」、こちらの絵本は短編4話から成り、4つのお話が繋がるという内容。姪ママは「(姪本人が)好きそうなフレーズがあったから、まぁ、読んでみるか」と、寝かしつけの時に読んでみたら、1話目の「星空コーディネーター」の話はちゃんと聞いて楽しんでいたそうです。

2話目の「赤いハシゴ」は最初から飽きてしまい、最初の2ページくらいで「もう次の話!」とページをめくっていたとのこと。

私が、4歳に読み聞かせるのはどうだろう?と感じた自己犠牲が行き過ぎなように感じた話しは3話目。姪は最後までちゃんと聞いていたそうですが、読み終わったら「ちょっといやな話だな」と言っていたそうです。

4話目が「Dr.インク」のお話し。「どうして人は夢を見るのか。実は夢の脚本家がいる」という内容のお話し。これも最後までちゃんと聞いていたそうです。

4話読み終えるのに結構長いので、読み終わったらストンと寝ていたそうです。

朝起きてからと、幼稚園から帰って来てからも「ヤクの話は怖いからやだなぁー」と言っていて、「怖かったの?何か怖かったの?」と姪ママが聞いたら「役が死んじゃうのがイヤだ」と答えたそうです。姪ママが「それは悲しいってことかな?」と聞いたら「うん」という答えが帰って来たそうです。

そして、ちょこちょこと小さい声で「名はグッドモーニングジョー」と呟いていたそうで、1話目の「星空コーディネーター」に出てくるフレーズで、そのお話は好きみたい。

「どうして夢を見るの?」「東京タワーの上の方はどうやって作ったの?」「流れ星はなんで流れるの?」

その答えがDr.インクであり、赤いハシゴであり、星空コーディネーター。

「あとがき」より抜粋

この絵本は子供の頃のボクへのアンサーブックとでも言いましょうか。

まぁ、描き上げるのにかなり時間がかかってしまいましたが、

これでようやく子供の頃のボクも納得してくれたのではないでしょうか?

子供に質問をされた時に、素敵な作り話を添えて答えてあげられる大人でありたいと思います。

にしのあきひろ「Dr.インクの星空キネマ」(幻冬舎)

そう言えば、人氣絵本作家のヨシタケシンスケさんも「どの絵本でも誰かのために描いているのでは 実はなくて 小さい頃の僕がこの本を読んだら喜んでくれるだろうか。」「小さい頃に僕が知りたかったことが描いてあるかどうか」とおっしゃっていました。

「えんとつ町のプペル」は今年の12月に映画公開が予定されていて、ここまでに8年の歳月がかかったそうです。

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