20Jul
夏の土用は丑の日にうなぎを食べることで生活の一部となっていますが、陰陽五行説では、土用は季節の動くとき。
今もちょうど梅雨が明けて、セミが鳴き、夏休みに入り【これから夏】と言った感じ(セミの声の周波数は、それまで耳にした嫌だったことや悲しくなったことなど、すっかり忘れていても耳に残っているそういうものを消してくれるそうですよ)。
土用が明けると暦の上では「立秋」で、秋の氣配が周りに微かに感じられてくる頃だそうです。
土用の間は、土いじりをするな、と言われていますが、これは、字の感じからも何となく理解でき、感じ取ることができますが、自身の身体の方に氣を巡らせて、心を向けてみると、無理が溜まっている頃だとも昔の人は考えて、休養の期間とも捉えられていたようです。そのことだけでも覚えておくと、無理をしなくなり、周りの人にも無理をさせなくなって、雰囲氣もよくなっていくのかもですね。
土の神様もお休みを取られる期間。(ちなみにお正月は火の神様もお休みを取られます。)
夏至を過ぎたと言っても、まだまだ日が長くて作業をしているとうっかり時間が過ぎていて、いつもより夕食の支度がずれ込んでここ最近夕飯の時間が遅くなることもしばしば。
氣温の差や、湿度、天氣(氣圧)そう言った変化を身体の方がもっと敏感に反応して働いていることに、心を配って、いつも以上に、早めに休憩を取る、水分を取る、腹八分(七分)にしておく、そんな心算で過ごそうと思います。次の季節を爽やかに迎え、少しでも快く、心地よく過ごしていけることに繋がりますように。