今を愛しく丁寧に暮らしていく

昨年のクリスマスに引き続き、今年もサンタクロースがうちにやって来て、寝ている間ではなく、プレゼントを手渡ししてくれました。

サンタクロースの正体は、ここには記しておきますが、姪の通っている小学校の父親会のメンバー。元PTA会長でもあります。

毎年、Aさんが扮してくれていたけれど、昨年はAさんに用事があり、同じくPTA会長もしていたBさんでした。Bさんは姪っ子と同じ父親会のサークルで一緒に遊んだこともあるので昨年はバレないかと両親もBさんも冷や冷やしていましたが、サンタさんだと信じ切っていて、Bさんだなんて全く氣づいていませんでした。

今年はちょっと心配なことが。「去年はうれしすぎてすっかりサンタさんに聞くの忘れていたけど、今年はソリを見せてもらおうっと」と姪。なんとかごまかせるのか？

プレゼントは、事前に親が姪から聞き出し、準備してラッピングしたものを元PTA会長に渡しておきます。

今年も、サンタさんがうちにやって来る順番とか、おおよその時間とかは事前に親と綿密に打ち合わせして、やって来るまで、都度、連絡が来ていました。

近所の子どもちゃんがインフルエンザに罹ったため、うちに来る時間が早まりました。

姪は、サンタさんに差し入れでホットケーキを作って渡したい。とか、手紙を書くとか言ってたのですが、カラフルピーチのユーチューブが楽しすぎて、姪ママから「（サンタさんが来る前までに）間に合うの〜？」と促していました。姪は寝ている間に来ると思っているみたいで、寝る前までに準備すればいいと思っている様子。

予定では夜の9時頃にサンタさんがうちに回ってくる。

ちょうど夜9時前くらいに手紙を書き始めた。間に合うか〜？

姪はアレクサにお願いして、お氣に入りのカラフルピーチの楽曲をかけてもらって歌いながら書いている。

サンタさんはインターホンを押すのではなく、リンリン、と鈴を鳴らすのが合図なので、パパが聞こえなかったら困るとアレクサにボリュームを下げてくれるよう頼んで、その時を待つ。

「リンリンリン♪」

私の耳にも届いた。姪もすぐに氣がついて、昨年もそうだったので席を飛び上がり玄関に走って言った。

1歳の甥っ子はお姉ちゃんの後を追う。

姪パパがドアを開けたのか、姪が開けたのかは見えなかったが、私と姪ママは動画を撮り始める。

姪は昨年同様、目をキラキラさせて、満面の笑みで、にっこにこしながら、キャッキャ言ったり、ぴょんぴょん跳ねたり、手をバタバタさせたり、弟のほっぺにチューってしたり。

サンタさん「お姉ちゃんいい子にしてたかな？こんばんわ～。メリークリスマス！お姉ちゃんいつも、弟の面倒見てくれてありがとうね。優しくていい子だね。いつもありがとう。サンタさんね、ちゃんと見ているよ。お父さんとお母さんの言うこともちゃんと聞いて、良い子だから、今日サンタさんね、プレゼント持ってきたからね。欲しい物だったらいいけど、はいどうぞ。メリークリスマス〜！」

姪「あ〜ありがとう」このときは、おしとやかに受け取っていた。

ここで、姪のサンタさんへの書きかけの手紙を姪に「どうする？」と渡す。

姪は、サンタさんに「来年は〜」と言いながら手紙を渡そうとしたけど、サンタさんはここで、弟くんにも「弟くんの分もあるからね、ちょっと待っててね。はい、どうぞ」とプレゼントの包みを渡す。弟くんは怖がりはせず、受け取ってこっちへ戻ってくる。みんな、「良かったね〜」と。パパは「まだお礼は言えないかな」。

姪は、サンタさんが弟くんにプレゼント渡すのを見届けて、またぴょんぴょんしながらサンタさんに手紙を見せ、サンタさんが「うん？なぁに？これ」、姪「途中まで書いたんだけど」サンタさん「ありがとう〜。ふたりともなに？いつもいい子にしてた？なんかサンタさんに質問とかあるかな？」、姪はもらったプレゼントを抱きかかえ「ない〜」。よかった。どうやら今年もソリを見せてくださいって言うのは忘れている。サンタさん「サンタさんね、まだ友だちのところ行くから、これで、そろそろ行くね」。姪「◯◯ちゃんのところとかかな」。サンタさん「じゃまたさ〜来年も来れるように、弟の面倒見て、お父さんとお母さんの言うことも聞いて頑張ってね。またね」

その間もず〜っと、キャッキャ言いながらぴょんぴょん飛び跳ねていた姪。

もう私は、姪っ子のはしゃぐ様子を見て、姪っ子も甥っ子も、この地区の子どもたちは大人たちに愛されてるなァと、後ろで動画を撮りながらうるうるしていたよ。

姪はサンタさんを見送った後、「なんか、ソリみたいのが見えた」とニコニコしていました。

プレゼントの包みを開けるときも、ず〜っとキャッキャ言っていました。今ハマっているユーチューブのカラフルピーチ、中でも『どぬくさん』が推しキャラ。マスコットが出てきて喜びはピークに。あとは、『時を止められる飴』と『見たい夢を見られる飴』。これは、サンタさんにお願いしていたもの。『時を止められる飴』については、姪ママは「良いことをすると魔法の力がためられて、その力がたまったら時間を止められます」と説明書きを考えていたけれど、子どもはやっぱり素直だから、「時間を止められないのは私が良いことをするのが足りないから」という発想に繋がらなくもないから、それは止めておいたほうがいいんじゃないかなぁと口出ししてしまった。

弟くんのもお姉ちゃんが開けます。弟くんには小さいサイズのトーマスのプラレール。弟くんは今一番好きなのがトーマス。私にもテレビを録画したものをつけてと言ってくる（まだ言葉では伝えられないけど身振り手振りで分かる）。

姪はこのあと『どぬくさん』のマスコットと一緒に布団へ。すぐに寝落ちしていました。そして、弟くん、この日お昼寝は30分しかしていなくて、お風呂の中でも目がトロ〜ンとして、うつらうつらだったのに、完全に覚醒し、夜中近くまでプレゼントのプラレールで遊んでいました。

さて、サンタさんへの手紙、来年欲しい物を書いていたようです。

サンタさんへ

サンタさんにはきょうだいはいますか？

わたしには おとうとがいます。

うえのきょうだいがほしいです。