今を愛しく丁寧に暮らしていく

劇場版『鬼滅の刃』が今日から公開されましたね。電子版を含むコミックスのシリーズ累計発行部数が1億部を突破など、歴代の記録を更新するくらい広く読まれていると言うことですが、映画の方も、『ディズニーのアメブロで知られる吉田さん』のブログでも取り上げられていて知ったのですが、30分おきに上映開始など、映画の方も1日40回以上も上映する映画館もあるとか。

最終巻は、これから読む予定ですが、心に残ったシーンは第５巻の終わりのほう。炭治郎が義勇に向かって放った言葉。

鬼であることに苦しみ自らの行いを悔いているものを踏みつけにはしない

鬼は人間だったんだから 俺と同じ人間だったんだから（中略）

醜い化け物なんかじゃない

鬼は虚しい生き物だ　悲しい生き物だ

『鬼滅の刃』 第５巻

そして、鬼といえば日本の年中行事の『節分』ですが、鬼とお多福さんってセット（対）になっています。これは、鎌倉時代の狂言が由来になっているそうです。その内容はこうです。

ある時代、鬼が打出の小槌を持って暴れ回り人々は困り果てていました。

人々が豆を投げつけると、鬼を追い払うことができるのですが、安心できるのも束の間、豆が無くなるとまたすぐに鬼がやってきて暴れ回り、手に負えないでいました。

そんなときに現れたのが『おかめ（お多福）』。戻ってきた鬼の怒りを優しい微笑みで鎮め、温かく諭します。

鬼は改心し、打出の小槌を差し出し、舞を披露して去っていきました。

こうして、人々は安心して生活できるようになったとさ

鬼は、病気や災害、さらには人の心の中の恨み、妬み嫉み、怒り、悲しみを目に見える形にしたものとも言われています。それを、忌み嫌うのではなく、お多福という、優しさ・共感（寄り添い）・愛を目に見える形にしたお多福が癒し、三方よし（鬼・お多福・人々）となるのです。

炭治郎は、このお多福の役割をしているのですね。鬼が抱えてきた苦しみや悲しみを、斬り捨てるだけではなく、滅するというのは昇華させることなのですね。

『鬼滅の刃』はきっとこういったそれぞれの人の持つ奥深いところまで働きかける氣がしています。

さて、公開初日の今日、朝一番の回にさっそく行ってみたと言う姪ママのレポです。

【映画館チケットネット予約がやっと繋がる】

上映スケジュールは、映画館の公式サイトより公式ツイッターの方が先に出ているところもあったそう。

販売開始から２時間近く経ってからようやくネットが繋がって、座席予約できたそうです。

【感染症対策】

映画館によっては、座席は一つおきだったり、もう席は空けずに座るところもあるようです。

【お目当ては入場者特典『煉󠄁獄零巻』】

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』上映館で、当作品をご鑑賞のお客様、お一人様につき1つ、全国合計450万名のプレゼント！

内容としては「煉󠄁獄さんの鬼殺隊での初任務を描いた漫画」、「劇場版登場キャラクターの新録“大正コソコソ噂話”」、「劇場版のスタッフキャストインタビュー」などを収録と盛り沢山！

さらに、こちら↓の吾峠呼世晴先生のイラストを使用した特製ぬり絵は250万名様にプレゼント。こちらは劇場版「鬼滅の刃」無限列車編の公式サイトからもダウンロードで配布されています。https://kimetsu.com/anime/novelty/

【上映までの流れ・グッズ購入など】

姪ママたちは朝一番の回。ムビチケの前売りで買っていたので、席だけを予約。

上映時刻の30分前くらいに映画館に到着。

グッズ販売の方は20人弱並んでいたそうです。

一緒に行ったママ友さんはグッズに並び、姪ママはフード&ドリンク売り場へ並ぶ。≪キャラクター別ドリンクホルダー ≫はそちらで中に入れるドリンクを選んで税込1,000円で販売されていたので、姪ママはママ友さんから頼まれた「煉獄さん」を注文(数量限定販売・なくなり次第終了)。ママ友さんはクッションも購入。

≪キャラクター別ドリンクホルダー ≫全5種

• 竈門炭治郎
• 竈門禰豆
• 我妻善逸
• 煉獄杏寿郎
• 嘴平伊之助

【感想】

もう、一言で言うと「映画館で見るべし！」。

「映像が綺麗！残酷なシーンはグロいけど、攻撃の型、臨場感、音楽、映画館で観られてよかった！」

マンガで読むより、数百倍カッコよかった 煉獄さん！」と姪ママも「帰り、煉獄さんのタンブラー、欲しくなったもん」だって。

それから、あちこちから鼻すする音が聞こえてきてた。

姪ママのレポートでしたー！