16Nov

乳幼児の発達研究をしている大学の講座も色々あって、日々の保育の資質向上にもなるので日程が合えば参加しています。
今回のこの千葉大学教育学部幼児教育教室『リトミックワークショップ』は、文部科学省「大学等を通じたキャリア形成支援による幼児教育の『職』の魅力向上・発信事業」(「職」の魅力向上と人材確保の好循環を生み出すモデル創出事業」の一環で、別の大学の講座で一緒になった方からご案内をいただき、『リトミック』とはざっくりとしたイメージしかなかったので、参加しました。
ワークショップの開始時間は午後1時から午後3時。ゆっくりの始まりで私はこれくらいがちょうど良いです。
対象:保育者養成校に通う学生、現職保育者(幼稚園教諭・保育者等)、幼児教育関係者等
参加費:無料
信頼のおける研究や実績に基づいたワークショップ、国家試験での資格組&他業種からの転職組で、ほぼ右も左も分からない状態での現職保育者にとってはありがたいとても助かる機会です。
《千葉大学西千葉キャンパス教育学部・JR総武線西千葉駅からの行き方》
改札口は一つ。改札出る前に上の方に矢印で「千葉大学」の案内が出ています。
改札口を出て北口(東口)方面です。


↓この階段の向こうに見えている緑の木々はもう千葉大学のキャンパスです。

↓先ほどの階段を上がり左手前方へロータリーに沿って進みます。

↓信号を渡るともう前方が千葉大学西千葉キャンパス『南門』です。

ワークショップのある教育学部は正門からのほうが分かりやすそうなので、このまま千葉大学の敷地に沿って道路を左手に進みます。

道路反対側にカフェが。タコライス美味しそう。

そのまま直進すると『正門』です。

正門から入り、会場のダンス場までもなかなかの距離でした。

《リトミックワークショップ『感想』》
受付は千葉大学の学生さんたちでした。参加者も学生さんや幼稚園の教諭さん、現職の保育士さんもいらっしゃいました。
配布された事前アンケートに記入し、趣旨説明、資料確認、本日の流れの説明のあと、リトミックが始まりました。
全くの初心者で、下調べもせずに参加したため、拍が途中で変わったのとか最初全然氣が付かず、二人組になっての活動は組になった方にフォローしてもらったりして、こんなふうに進めていくのねと身をもって体験できました。
学生さんと触れ合うのも、良い機会でした。
動きの速さ(Time)、空間・大きさ(Space)、筋力・強さ(Energy)、これらの相互作用を意識する、という奥深いものでした。
もうすぐ黒柳徹子さんの「窓ぎわのトットちゃん」の映画が始まりますが、トモエ学園の園長先生はわざわざスイスまで行ってリトミックを勉強して日本に持ち帰られたそう。あの時代から取り入れられていたとは!モンテッソーリ教育の場でも取り入れられていたとの記録もあるそうです。
乳幼児、いえ、胎児の時期から、聴覚は発達していると聞きます。体全身を使って音に反応し表現する楽しさや喜びを乳幼児の時期にたくさん体験できることは、それから歳を重ねていく長い人生の中で、きっとその人を助けてくれたり、励ましてくれたりするんじゃないかな、と感じました。
【次回の案内】
千葉大学教育学部幼児教育教室では、文部科学省「大学等を通じたキャリア形成支援による幼児教育の『職』の魅力向上・発信事業」(「職」の魅力向上と人材確保の好循環を生み出すモデル創出事業」として、次回は、
2023.11.25(土)午後から2回に分けて《オペラシアターこんにゃく座 うたのワークショップ》、が開催されます。
場所は、千葉大学教育学部附属幼稚園。
参加費:無料
オペラシアターこんにゃく座は、よく聞き取れる、内容の伝わる歌唱表現を獲得することを、創立当初からの目的としていて、オペラの演劇性を重視し、こんにゃく体操で培われた身体性を駆使し、演出面にも斬新な発想を提示し続けているとのこと。
かなり魅力のある講座ですね!♪
オペラシアターこんにゃく座の公演も観に行ってみたいと思いました。