18Dec
さて、私が初めて出雲を訪れたのは、旅行会社のバスツアーでした。バスツアーのいいところは、バスガイドさんが車中色々と説明してくれるところですね。
出雲の守り神でもあるスサノオノミコトは、ヤマタノオロチ(八岐の大蛇)退治の伝説がありますが、ヤマタノオロチとは、川のことで、昔はこの辺りは川の氾濫を繰り返していて、治水が大切だったと。そこでスサノオノミコトは治水に長けた方だったのではないか、とか。その川の氾濫のために、出雲地方は家の敷地内に風除けの大木とお墓があり、「『流されるときはご先祖様と一緒に』という思いから家の敷地内にお墓がある」とも。そして、「出雲大社は実は二つあって、観光ガイドブックによく載っているところの隣に、もう一つ出雲大社がある」と聞きました。その時の私は、「神楽殿」のことをそれだと思っていたっ〜(T_T)。ガイドさんが言っていたもう一つの出雲大社とは、ガイドブックに載っている方の出雲大社の右隣にあります。
【出雲大社北島國造館】へ
それが、こちらのガイドブックに載っている方の出雲大社の右手にある門から行ったところにあります↓。

その流れの歴史や、二つの違いは、ここでは長くなりそうなので、次へ進みます〜。
神域内で最古の建造物四脚門があるそうです。


清々しく穏やかな氣を感じられます。
こちらにもお守り授与所があります。縁結びお守り1,000円でした。
ご本殿横、芝生の美しい庭の奥には、

滝のせせらぎが心地よく耳に届きます。

亀の尾の瀧と、天神社。御祭神は少名毘古那神(すくなひこなのかみ)。


御神氣を感じます。
そして、出雲大社北島國造館の北西に位置する「御三社(ごさんじゃ)」へ。こちらは、天穂日命社・荒神社・稲荷社が祀られています。
しばらく、滞在した後は、さらに右手の方に進んでいき、神魂伊能知奴志神社(命主社)へ。こちらでもご本殿にカメラを向けるのが畏れ多くて、御神木が賢者の風格ですね。

こちらから、島根県立古代出雲歴史博物館の横を通って、勢溜の大鳥居のところへ戻りました。そろそろお昼の12時。これからお昼ごはんへ。
【神在月の出雲旅行記】1日目その3に続きます。