今を愛しく丁寧に暮らしていく

午後から大雪予報の月曜日の朝、お天氣も持ってくれて、４年生の読み聞かせへ。

【今回の読み聞かせの流れと４年生の様子】

朝活動開始5分前に、読み聞かせに入る教室前に到着。だいたい、毎回、机を後ろに下げて、床に直接座って聞く形なのですが、今日は、隣のクラスはその形で準備されていたのですが、私が入るクラスは先生が教室にまだいらっしゃらなくてその様子もなかったので、そのまま子どもたちも授業と同じように椅子に座って聞く感じかな、と待機していたところ、隣のクラスに入る、もうこの道８年目のベテラン読み聞かせボランティアさんが、私の入るクラスの子どもたちに、「今日は読み聞かせの時間ですので、机を下げて前に座ってくれるかな？」と声を掛けて下さいました。４年生、「やっぱり今日はそうだよね？やったー」と声を上げていて、「楽しみにしてくれているんだな」と伝わってきました。その後、先生が教室にいらっしゃって「今日はよろしくお願いします」とお互いに挨拶。教室に入られた先生に向かって「もう先生、今日は読み聞かせって、ちゃんと言っててよ〜」と子どもたち。教室の準備も整ったので入室。

《選書》

今回は、担当するクラスが決まったのは２週間前だったので、今年度から読み聞かせボランティアを始めた初心者の私にとっては、やはり頼りになるのは↓こちらのガイドブック。

２月に読む本として、４年生向けの組み合わせはあまりピンと来なくて、３年生向けの組み合わせから、読み聞かせボランティア講習会でも好評だった『リトアニア民話 パンのかけらとちいさなあくま』『じめんのうえとじめんのした』を選びました。

《導入》

今回は、バタバタと始まったこともあって、うっかり、自己紹介するのを忘れてしまったような？

「今日の１冊目は『リトアニア民話』から『パンのかけらとちいさなあくま』です」。と始めました。そして、椅子の位置が、感覚として子どもたちが見にくそうだったので、立って読みました。

《子どもたちの反応》

しっかりと、こちらに眼差しを向けて聞いてくれていました。

一冊目が終わって、時間も押していたので、これまでの流れとしては子どもたちの拍手が終わってから二冊目を始めますが、ちょっと焦ってしまい、拍手の途中で二冊目の紹介を始めてしまいました。

「２冊目は『じめんのうえとじめんのした』です」

こちらの本は大きさが小さいので、後ろの方や端に座っている子どもは絵が見にくいと思われます。

いつものように読み終わったら、先生が感想を子どもに求めて、当てられた子どもが感想を言ってくれました。「初めて聞くお話で面白かったです」と。日直さんの号令で皆で「ありがとうございました。」と言ってもらって、こちらも、読み聞かせ始まる前にベテランさんがおっしゃっていた「最後まで静かに聞いてくれてありがとうございました。」を返しました。

読み聞かせでは「感想は求めなくてよい」、と言われているので、リラックスして楽しんでくれたらいいと思っています。そして、15分間、体育座りは集中するのも大変かなと思います。今回は間を取って読んでいたら時間が押したので、申込し慣れたら組み合わせを10分くらいにしてもいいかなと思いました。

《選書の感想》

「リトアニア」が言いにくい。「きこり」もうっかり「きのこ」とか言いそうになってしまう。ちいさなあくまのセリフに「さいくはりゅうりゅう」「ごろうじろ」など普段使い慣れない言葉があってそこを詰まらず読めるよう氣をつけました。あとは「なわをよる」の「よる」という動詞もなかなか使うことないですよね。

「じめんのうえとじめんのした」は読みやすかったです。

【備忘録】

同じ4年生に入るボランティアの方が「息子の教室の前を通って4年生の教室に向かっていいですか？」と言われたので、ちょうど姪っ子のクラスがその隣なので私も賛成。姪っ子氣づくかな？と思ったけど廊下を誰が通っているなんて見向きもせず準備していたので、ちょっと立ち止まってお〜いとアピールしてしまった。するとこちらに氣づいて、戸のところでこちらが見えなくなるまで見送ってくれていた。読み聞かせが終わって、また通ったところ、その時も氣づいてくれて手を振ってくれた。