13Dec
博物館や美術館、子どもが興味を持ってくれたら世界が広がるかもしれない。でも、何歳くらいから?と思ったことはありませんか?そんな疑問に応えて、博物館も美術館も気兼ねなく足を運べる日があります。
あそびばトーハク
上野でも例えば、国立西洋美術館では「ファミリープログラムどようびじゅつ」、東京国立博物館では「トーハクキッズデー」が開催されています。今年度は2024年11月8日(金)~2024年12月8日(日)と通しで『あそびばトーハク』を本館1階の正面入口入って向かって右側奥の特別5室丸ごと子どもたちが楽しめる空間に。
東京国立博物館(通称とーはく)に、子どもと一緒にのびのび楽しめる「あそびば」が登場します!
博物館で思い切り遊んで、未来を担う子どもたちに、『楽しかった!』という気持ちを持ち帰っていただきたい。そして、お子様を連れてご来館くださった保護者の皆様にも、周りに気兼ねする必要がない、居心地の良いスペースを提供したい。
東京国立博物館公式ホームページ
との思いが形に。
『あそびばトーハク』最終日の12月8日(日)、午後から上野公園・東京文化会館小ホールでのミュージック・ワークショップ・フェスタ〈冬〉ワークショップ・コンサート「チャ・チャ・プム」に参加するため、小学3年の姪と姪ママと上野へ。
午前10時30分頃、上野公園に着きました。コンサートの時間まで、さぁ、どう過ごしましょう。
図工が好きな姪、『あそびばトーハク』の企画の一つ、「岩絵具でお絵かきしよう」は時間も随時参加可で予約も不要。
【東京国立博物館(トーハク)へ】
東洋館3階〈みどりのライオン オアシス6〉で、「アジアの占い体験」は姪も楽しめるかも。
姪ママとの話し合いで、きっとお絵かきは時間がかかりそうだからと先に〈アジアの占い体験〉→そこから〈早めのランチ〉→余裕を持って〈岩絵具でお絵かきしよう〉→〈あそびばトーハク会場〉→〈東京文化会館へ移動〉で決まり。
総合文化展チケットは当日券を窓口で
この日は『あそびばトーハク』も、そして『はにわ展』も最終日!チケット売り場も混んでそう、と先を急ぐ。
チケット売り場には「はにわ展」の待ち時間「50分」と貼り紙がありました。総合文化展のチケット購入は10分ほど並びました。
東洋館3階〈みどりのライオン オアシス6〉「アジアの占い体験」
外国人の観光客の方が先に楽しんでいらっしゃいました。しばらく待ってから、わたしたちの番。姪は良い結果が出ました。
夢占いのクッション「現在、クリーニング中」残念。
ガネーシャや魚、熊、獏など。もし占いで良くない結果が出たとしてもこちらのラッキーアイテムで「運を良いほうに転じ」られるような心遣いも嬉しいです。
【ホテルオークラレストラン ゆりのき】混雑状況は?
オープンは10時30分。私たちは早めのランチで11時少し前にレストランへ。この時間で6組待ちでした。入口にある発券機に人数を入力して発券。10分ほど待って席へ案内されました。あそびばトーハクの影響もあってか、小さな子ども連れのお客さまも多いです。
私は「五目チャーハン(スープ・ザーサイ)」¥1,350。
あそびばトーハクの会期中はコラボランチで「お子さま古墳カレー(ジュース、デザート付き)」¥1,400(税込)もありましたが、姪はブレずに食べたいものを注文。イクラ大好き!で「きのこはいらないけどなぁ」と言いながら「きのこと鮭・いくらの山海丼(味噌汁・香の物)」¥1,800を。
姪ママは「カツカレー ミニサラダ付き」¥2,100。
食事が終わったのは12時少し前。このときのレストランは22組待ち、待ち時間46分、でした。
本館地下1階 みどりのライオン「岩絵具でお絵かきしよう」
本館地下1階みどりのライオン「岩絵具でお絵かきしよう」へ向かいます。
受付をして、待ち時間はなしで、ボランティアの学生さんがタブレットで岩絵具についての説明をしてくださり、そのあと、絵の具を白黒の他、好きな色を4色まで選ぶことができます。随分迷いながら、緑、水色、黄色、オレンジを選んでいました。
姪が描いたのは〈朝日〉。
「これは朝日。水色とオレンジ色が逆になっちゃったけどね」と姪の説明。
姪ママは「いつもは好きなキャラクターを描くことが多いので『空の絵』を描くなんて意外でした」と学生ボランティアさんとお話をしながら過ごしました。
私の中で「あっ!」と声が上がりました。2週間前の国立西洋美術館での「どようびじゅつ」のテーマが『空』だったから。その時の制作ではオレンジが残る夕暮れの空を表現していましたから。保育の現場で大切にされていることが「遊びに繋がりを持たせる」というもの。なので、片付けよりも、その繋がりを優先してくださいと、東京都の保育士研修で教わりました。姪の中でも先日の「夕暮れの空」と今日の「朝日」は「繋がって」いるのかもしれません。繋がりを発見した私の心は嬉しさで震えました。
姪も学生ボランティアさんと「鉄棒が好きなんだ」とお話をしながらお絵かきしていました。学生ボランティアさん「鉄棒好きなんていいね!私は逆上がりが苦手だったな」との返事に「私も逆上がり、一回もできたことないよ」と姪。そうなんです、この日の前日も逆上がりの練習をしていました。この日もほんとは逆上がりの練習をしたいと言っていた姪を、「コンサートはこの日しかないから」と胸が痛みながら連れてきたのでした。できなくても「好き」と言う姪、その姿勢、いいなと思う。どうか、できないからといって、嫌いにならないでほしい。そう願っています。
『あそびば トーハク』
ここで、本館1階の『あそびば トーハク』へ。姪も楽しそう!と期待して行ったのに、かなり私の下調べミス!今回は、公式ホームページは確認していなくて、チラシを見ていたんですよね。土日祝は事前に入場予約が必要とのこと。そういえば、トーハクの敷地に入るときに「本日のあそびばトーハクは満席」と書いてあって?と思ったんですよね。でも、「石から絵具をつくろう」というイベントもあっていてそちらは小学4年生からで、事前予約制だったのでそのことだと思っていました。チラシには、あの、例の「大切なことはとっても小さな字で書いてある」でした!老眼で、もうこんな字は見落としていましたよ。開室時間くらいの字の大きさで書いていてほしかった!あとで確認したら公式ホームページには見やすい字で書かれていたんですがね。そちらを確認すればよかったです。
姪は、私を責めずすんなり諦めてくれたのでよかった。期待させてごめんよー。
「16時からの回は空きがあります」とのことでしたが、諦めました。
スイーツ&ティータイム
氣を取り直してスイーツ&ティータイム。
姪は地下1階の「セブンティーンアイス」と言っていましたが、姪ママは外で食べたいとのことで、ベンチも空きがあったので、今度は【カフェゆりのき】のメニューで一息。
地下1階には、セブンティーンアイスやドリンクの自販機の他に、証明写真型のプリクラのようなものがあります。以前は500円でしたが700円に値上がりしていました。↓
【カフェ ゆりの木】
姪と姪ママは「クレミアソフトクリーム ミックス バニラ✕チョコレート」¥600。私は「抹茶もなかアイス」¥400とホットのカフェ・オレ。ホームページのメニュー表には¥500とあったけど、お店のメニュー表は¥600だったそうな。
青空だったのに雲が出てきて急に風が出てきました。ちょっと寒い。
食べ終わって、姪「夢占いのクッション、クリーニングから返ってきてるかもしれないからもう一回行ってみたい!」と再び東洋館へ。いつも諦めない姪。でも、返ってきていませんでした。
東京文化会館ワークショップ・コンサート「チャ・チャ・プム」
もう一回「岩絵具でお絵かきしよう」に行きたい!と言う姪でしたが、14時過ぎたので東京文化会館を目指します。この日は当日券も販売中。
姪は、眠たいのもあってか、乗り氣ではない。
大ホールでは「松山バレエ団Xmas公演 『くるみ割り人形』全幕」の公演日で、エントランスは混雑していました。
本日の出演は、ポルトガルの音楽施設「カーサ・ダ・ムジカ」ワークショップリーダーの皆さま。
眠たそうで、渋々だった姪も、ワークショップリーダーの皆さんの動きに釘付け。ゲラゲラ笑い、前の席の男の子が事あるごとに姪の反応を確かめるため?に振り返るほど。会場、4つに分かれて順番に「チャ!」「チャ!」「チャ!」「プム!」と声を出すときも、こちらのチームはワークショップリーダーさんの投げキスが飛んでくるほどの元氣よさ!でした。
「楽しかったー!また行きたい!」と終わったあとの姪の感想でした。
【おまけ】ダイヤモンド鉱石
姪が学童の工作で作った「マイクラのダイヤモンド鉱石」。