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東京国立博物館【日本書紀成立1300年 出雲と大和】

上野の東京国立博物館平成館にて開催されている

【出雲と大和展】

この前の2月2日の日曜日行ってまいりました。

日曜日の上野、新型コロナウィルスなどの影響でどうかなぁと思いましたが、そんなことはない、いつものように多かったです。

東京国立博物館、特別展が開催されている平成館は、この正面の本館の向かって左側奥の建物です。

↑こちらで記念撮影されている方、多かったです。

平成館に入ると正面のエスカレーターの手前でチケットを提示して、エスカレーターを上がり、左側が第1会場入口。

13:50 入場

第2会場を出たのは15:45くらい

【所要時間】

休憩無しで、ゆっくり見て回って2時間くらいでした

個人的に感慨深かったのは、

国立博物館の今回の展示の中に出雲と大和の年表も記されていて「出雲、千家と北島国造に分かれる」のですが、今回の展示品、千家さんからも北島さんからも出展されていたところが、細かいけれど「貴重」だと感じました。

初めて出雲大社を訪れたのは旅行会社のバスツアーだったのですが、このときのバスガイドさんが「出雲大社は実は兄弟で途中から分かれて、隣に並んでいます」と説明してくださいました。

しかし、何の前知識もなかったので、隣に並んでいる、というのは、

出雲大社の本殿とその左隣にある神楽殿の方だと思って、よく分からないままその時はお参りしました。

その後、出雲出身の友人に案内してもらったり、また、バスツアーで参加したりしてその後何度か出雲を訪れる機会があり、ざっくりな説明になりますが、千家さんの方がるるぶなどにも出雲大社として掲載されているのは千家さんの方で、その敷地の右隣に芝生の広場や滝や池があって、さらに右隣に規模は小さいけれどお社があるのが北島さん。

お守りもそれぞれ違いますし、お守りの金額も違います。

その芝生の広場や滝や池のところや、北島さんのお社も、とても手入れがされていて、静かで厳かだけれども優しい雰囲気があって、とてもよい空間です。

私は、両方に参ることにしています。

本のタイトルを忘れてしまいましたが、その本に書かれていたのは、元々出雲大社があった場所は北島さんの敷地になるそうです。

さて、そういうことも思いながら、第1展示室を回りました。

亀甲紋様、龍の紋様なども、興味深い。

それから、青銅の技術。

東日本では当時の人々は顔に刺青をしていて、西日本では刺青はなく髪の毛を鶏冠のようにしていた、など違いを知るのも面白く。

そして、出雲ではそれまで行われていた祭祀から、新しい祭祀のやり方にいち早く変わったとか。

そのきっかけっていったいなんだったんだろ!!??

何の影響を受けたんだろ??!!

とか。

釣鐘がたくさん埋まっていたらしい↓(レプリカ)

それから、大和のことに移り、銅鏡がたくさん並べられていたり、大和は鳳凰が代表格かなぁ。

埴輪も大和と出雲の埴輪が同じ馬でも微妙に違っていたり、仏像も、同じモチーフの像でも、手の印が違ったりするのも面白く。

それから、大和で天皇が代わるときには出雲から出向き祝詞を唱えたとか。

出雲の神が大和を守る時には大物主の名前になるとか。

奈良も、また行きたい、何度でも訪れたいと思う好きな土地。

悠久の独特のエネルギーがある場所だと思う。

書も字体など心深く感動した。

古事記はこども古事記を読んで、何となく、神様の流なども理解してはいますが、国譲りのときに出雲と大和の間に何があったのだろう?

激しい戦いはあったのだろうか?

それとも、住み分けをすることによって和平を保ったのだろうか、とか、色々思いを馳せました。

勾玉やペルシャの影響からのガラスの器など、道具類も惚れ惚れでした。

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