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【小学校 読み聞かせボランティア】1年生15分間の絵本選び〈1学期〉

新年度のスタートと、それぞれの「お母さん事情」

新年度を迎え、私たちの読み聞かせボランティアに新しい仲間が一人増えました。生後七か月の女の子の赤ちゃんと一緒に参加してくださる、元保育士さんです。赤ちゃん、本当にかわいらしい。

一方で、新学期ならではの保護者同士のリアルな会話も。 2年生、3年生、4年生の男の子の保護者さんたちからは、 「お母さんがクラスに来るのは恥ずかしいから、他の人がいいって言われちゃって……」という声が。 それを聞いて、4年生の女の子の保護者さんは「そう言っても、私は入るけどね!」と頼もしい一言。

うちの姪は今のところ私が入ってもいいと言ってくれていますが、「もし年度の途中で恥ずかしがったら、他のクラスに回してください」と事前に伝えておきました。子どもの成長を感じる、ちょっと寂しくも面白い一幕です。

廊下での可愛い大歓迎?

さて、いよいよ初めての朝の読み聞かせの時間。 「まずは1年生を優先にお願いします」とのことで、今回は1年生と2年生を対象に。私は1年生のクラスを担当することになりました。

5分前には教室の前に待機する決まりなのですが、他のクラスはすでに机を後ろに下げ、床に座って準備万端! ですが、私の担当するクラスはまだ準備中の様子。午前中に体育がある日は、朝一番に体育着に着替えるところから始まるそうです。

廊下の荷物掛けに、ちょこちょこと体操着を入れに出てくる子どもたち。

「だれのおかあさん? 一年生のおかあさんじゃないの?」

「あ!しっぽって字が見えた!」

と、人懐っこく話しかけてくるのはやはり1年生。ここに1年生を担当する醍醐味があります。かわいらしい。
上の段の荷物掛けに、思いっきり背伸びをして掛けようとしている子を手伝ったりしながら、教室の準備が整うのを待ちます。開始時刻も迫ってきたので、教室に入って机を後ろに下げるお手伝いもしました。

賑やかで愛おしい、1年生の教室

教室に入ると、さらに賑やかな歓迎が待っていました。

窓辺で泣いている女の子を指さして「ママと離れるのが嫌で、まだ泣いているんだよ」と教えに来てくれる子。 「ぼくはね、ポケモンの絵本が好き!」とアピールしてくれる子。

担任の先生は、廊下側で座って泣いているこちらは男の子の対応をされていたので、こちらから声をかけることに。

「これから絵本を読むから、見やすいように真ん中の方に集まって座ってね」

ところが、「先生が自分のお席のところに座ってねって言ったんだよ」と返ってきたので、それならば、と今回は立って読むことにしました。自己紹介をしていよいよ読み聞かせのスタートです。

【選書】

1冊目『どろんこハリー』(所要時間 約5分)

記念すべき入学して初めての1冊目に選んだのは、長く愛され続けている名作『どろんこハリー』。

というのも、この『どろんこハリー』は、長年家庭文庫を主宰され、読み聞かせボランティアを続けておられる大先輩の方々が、口を揃えて「ぜひ1年生に読んであげてほしい!」とお勧めされる一冊。よくおすすめ絵本リストにも登場しますよね。

お風呂が大嫌いな犬のハリーが、泥だらけになって泥犬になってしまうお話ですが、最後には「ありのままの姿で家族に受け入れられる」。 このストーリーが、子どもたちのこれからの成長過程で大きな「安心感」につながるのだそうです。

これまでも1年生のクラス(2025年9月6日)や支援学級(2024年11月19日)で読んできた、定番だけど大切な1冊。

毎回ですが、「ハリーはどこ?」と子どもたちが聞いてきます。今回もそれに応えて指でハリーの位置をそっと指し示しながら読みました。

泣いていた子どもたちもいつの間にか泣き止んで耳を傾けてくれています。ほっ。

この1冊は毎回賑やかに進んでいきます。

2冊目『かまきりのちょん』(所要時間 約2分半)

続いて2冊目に選んだのは、こちらも読み聞かせの王道の一冊、『かまきりのちょん』です。

実はこの絵本、読むときにいつも少し悩むポイントがあります。物語の途中で、主人公のちょんが「アリの群れの中に落ちてしまう」描写のページがあるのです。 文字での説明はなく、絵だけで見せるシーンなのですが、私自身もちょっと苦手で、毎回「どう見せようか、すぐめくろうか……」と迷ってしまいます。実際に昨年9月に1年生に読んだときも、姪の前で読んだときも「うわっ」という声が聞こえてきました。

先日も、学校の司書の先生と「最近の子どもたちは虫が苦手な子も多いから、虫関係の本って選書が悩ましいですよね」と話題になったばかりでした。それゆえに、まだ苦手意識が少ないかな?と思える低学年のうちに読んでおこうと思いました。

実際にそのページにさしかかると、今回もやっぱり子どもたちから、 「うわっ……!」 と声が上がりました。

ただ『どろんこハリー』のときの賑やかな盛り上がりとは一転して、子どもたちは静かに聞き入っています。本によって、子どもたちの反応や教室の空気感がガラリと変わる。この「違い」を肌で感じられるのも、読み聞かせのまた違った面白さだなと感じます。

「カマキリはアリより強くないの?」と声が聞こえてきて、「どうだろうね?」とお話しの邪魔をしないように返しながらページをめくりました。

3冊目『しっぽのはたらき』(所要時間 約6分)

さて、2冊目を読み終えて時計を確認すると、終了時刻まで残すところあと5分ほど。「少し時間が厳しいかな……?」と一瞬迷いましたが、私の頭には、廊下で「しっぽって字が見えた!」と言ってたあの男の子の一言が残っていました。

せっかく楽しみにしてくれているあの男の子のためにも読んであげたい、と覚悟を決めて、ちょっと読むスピードを上げて3冊目。

この絵本は、右のページで「なんのしっぽでしょう」とクイズがあり、ページをめくった左のページにその答えとしっぽの働きの説明が載っている、という構成です。 子どもたちが混乱しないよう、左のページから右のページに移るときには、あえて少し「間(ま)」を置いて読むように工夫しています。

子どもたちは「なんのしっぽでしょう?」というクイズが楽しそうで、ページをめくった瞬間、左ページに書かれている「しっぽの働き(説明)」を通り越して、すでに右ページにある「次のしっぽのクイズ」の答えが、もう口々に元氣いっぱいに飛んできます。とにかく賑やか。思わず頬が緩みます。前回の支援学級(2024年11月19日)でも同じような反応でした。

左のページの説明は聞いていない感じがちょっと残念。これは、ちょっと選書失敗か。お話しがもう少し聞けるようになってからのほうがよかったかな?とちょっと反省。

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