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4歳読み聞かせ 「バーバパパのはこぶね」「バーバパパのしまづくり」

バーバパパのお話には環境問題を扱った作品もあります。例えば、こちらの2冊。

  • 「バーバパパのはこぶね」
  • 「バーバパパのしまづくり」

【バーバパパのはこぶね】

〈あらすじ〉

バーバ一家はピクニックへ。みんなで川を下っていくと、病気のお魚さんたちがいました。原因は工場からの汚水のよう。バーバパパたちは手当てをします。変身して、川の水を抜いて人間たちが追って来ないように。川だけではなく、今度は山も。ハンターたちが毛皮のために動物さんたちを狙ったり、住むところも追われて、今度は動物さんたちを避難させたり。あの手この手でバーバ一家は、地球の他の生物を守ろうとしますが、とうとう、ロケット(ここでも断面図が楽しい)で他の星へ避難します。人間だけになった地球は寂しい星になってしまい、人間たちは反省し、きれいな星にしようと努力します。きれいになってきた地球を望遠鏡で見て、バーバ一家と避難した動物たちはまた地球に戻ってきます。1973年に出版されていて、時代を超えて、世代を超えて、環境について考える機会を与えられる。

〈4歳姪の反応〉

ピクニックにお出かけして、バーバパパやバーバママがボートに変身して、みんなで川を下っていくこちらの場面。

「ねぇ?バーバママの花冠って、どうしてここではピンクなの?オレンジだったよね?」と聞いてきて、他の本のオレンジの絵を私に見せてきた。

「ハンター」が出てくる場面では、「べぇ〜」と言ったり、「このぉ!」と言いながらハンターたちを攻撃している姪。もう、アンパンマンの頃から、プリキュアなど、「悪をやっつける」という設定で刷り込まれているのか、それとも、元々のものなのか、姪の性格に依るものか、どっちなんだろう?と思う。

ロケットで地球を飛び出して、他のきれいな緑の星へ脱出する時のページは、縦にして読むようになっていて、そこに反応。「ここは、たてにするんだよ!」そして、ロケットの断面図も楽しいみたい。

「『ハンター』ってなに?」「『のみ』ってなに?」と聞いてきます。また新しい言葉も覚えました。

この作品は、1999年の「MOE」(11月号)の対談で、下記のように語られていました。

T・T「例えば1973年に出た『バーバパパとはこぶね』に、動物をねらうハンターたちをバーナパパたちが阻止するようなシーンがあります。本が出たころはライフルに対する抗議なんてあまりない時代だったので、ライフルの団体からその本に対して批判が出たりしました。今はそういう表現はとらないようにしています。環境問題をあえて教育しなくても、動物たちが笑っている絵があれば、それだけで子どもたちは動物を好きになったりするのですから。」

A・T「今回のアニメーションには人間は登場しません。人間を登場させると悪者と正義ができてクリーンなストーリーにならなかったり、ストーリーが複雑になりすぎるからです。バーバパパたちが動物の生態を観察するだけ、というものにしました。私たちが一番大切にしているのは子どもたちを喜ばせることです。」

『世界でいちばん愛される絵本たち(MOE 1999年11月号)タラス・テーラー&アネット・チソン』

お二人が話していらっしゃるように、「悪者と正義」を作るのは個人的には薦めたくないと思っています。

【バーバーパパのしまづくり】

〈あらすじ〉

夏の終わりに、みんなできいちごを摘みにいきました。あそこの島にはきいちごがいっぱいありそうです。バーバパパが「(何にでも変身できるのを)わすれちゃ困りますね」と橋をかけてくれて渡ることができました。そこにはふくろうが住む一本のよろよろの木がありました。バーバママが木を引っ越しさせてふくろうを助けてあげなきゃと提案します。そこで、まずは池を空にするためにみんなで水槽やら網やらパイプやら色んなものに変身して、うまくいきそう。しかし、島には引っ越しが気に入らない動物たちも住んでいました。「大丈夫!」と新しく島まで作ってみんなめでたしめでたし。と、物語はここで終わりません。きいちごが傷まないうちにジャムにしたり、きいちごづくしの食べ物がテーブルに並びます。あらあら、バーバパパが珍しく文句を言っています。バーバモジャ、みんな、あんなに働いているのに、君以外はね、と。バーバモジャはこう答えます。「ぼくは わがやの れきしを えに かいて ほんに したいのさ」みんなで過ごす月夜の晩はとても素敵な時間になりました。

〈4歳姪の反応〉

「わすれちゃ こまりますね」「ひっこしが きに いらない」の言い回しを何度も口にする。こういう反応も見ていて面白い。

バーバ一家の声は私担当です。「ねね、バーバになって」とリクエストされます。一番初めにバーバパパの読み聞かせをしたのが私だったため、姪の中では、バーバの声はねね、と固定されているみたいで、ママでもパパでもダメなんだそう。

上の場面では

「ねぇ、バーバズー、なにに変身してるの?頭が変だよ。間違ってるよ」

と言ってきたので、「ぼくはねぇ、ふくろうさんにへんしんしているんだよ」と答える。

「ねぇ、バーバベル?体の色が薄くなってるね?」とよく観察しています。

みんなが働いているところで、バーバモジャはひとり、みんなのそんな姿を描いていて、バーバパパが文句を言っている場面では、いつも優しいバーバパパのめったに見られない表情に姪は大ウケ!「バーバパパかせいへいく」でも、かせいに地球の種を持ってきて植えてしまったバーバブラボーにバーバパパが説教しているような場面が描かれていて、そこも姪は大ウケでしたが、その場面とバーバパパの表情が微妙に違っているのも、また、面白がっていました。

バーバの家族がどこで何に変身しているのかを見つけたり、バーバーパパの絵本は、キャラクター的には単純に見えますが、一場面一場面、細かく場面設定されていて、読み聞かせるだけではなく、そこで発見や氣づき、想像が膨らんで、子どもとのお話や触れ合いというのでしょうか、とても豊かな時間になることと思います。

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