18Feb
昨日、新芽が出てきているのに氣が付きました。
あれ?雪柳だったか、小手鞠だったか?
いつも通るのに覚えていません。
もう少しして、花が咲いたら、今回は意識したので今度は忘れないと思います。
さて、今日は二十四節気の『雨水』です。
山に積もった雪が雪解け水となり、沢へ流れ出して里の田畑を潤してくれます。
雪解けの水の音が聞こえてきそうですね。
昨日・今日と、地元の佐賀では雪が積もったそうです。
この季節の寒さを「余寒」と言って、もう春なのに寒さが残っている、と言うことで、言葉でも季節を感じようとしている表れなのです。実際は、春に向かっていると言っても、ちょっとずつちょっとずつで、「三寒四温」を繰り返しながら兆しや名残として次の季節が巡ってきます。
もしかすると、人生の過ごし方・在り方も一気に変えるより、ちょっとずつ無理をしないように兆しと名残を楽しみながら過ごすようにと自然界が教えてくれているのかもしれません。と言いつつ気候の変動が激しいと言われている昨今ですが。
〈雛人形を飾るのに良い日〉
「雨水」と言う水に関わるこの日にお雛様を飾ると良いと言うのは、「水の神様」が「豊穣・生産・安産」を司るとされていて、それにあやかれる様に、とか、元々の雛人形は人形(ひとがた)に穢れを移してそれを水に流して厄払いをしていたことから厄払いの意味もある様です。
〈旬のもの〉
蕗の薹も顔を覗かせて来る頃です。
この季節の旬のものは「苦味」を持ったものが多いです。
この苦味は「丹汁」が出るよう働きかけてくれるそうです。
肝臓は「怒り」を溜め込むともいいますが、「沈黙の臓器」と言って、なかなか症状がで始めるまで時間がかかるそうです。なので、症状が出ない時から、大切に。寒い冬の間に身体に溜まった毒素や怒りといった感情を丹汁で外に出し、流されますように。