今を愛しく丁寧に暮らしていく

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今ここを愛おしむ

 美術館、博物館、音楽に触れられる場所、子ども図書館、森、私にとっては夢の国と同じくらい夢のような好きな場所です。

 「絵が上手になりたい」、と言う「ダンスも歌も好きそう」な小学一年生になった姪を連れて行きたいなと思っていたら、東京国立博物館では今年開館150周年を迎え、《トーハクキッズデー》が月イチで開催されていることを知った。さっそく姪甥ママに相談し、夏休みの来月、再来月はアウトドアだったり予定が入っていて、行くなら今月がチャンス!姪甥パパがこの日は甥の面倒を見てくれるとのこと!ありがたい。

【チケット】

日時指定予約形式ではなく、当日、窓口で《常設展》のチケットを買う。大人一人1,000円、高校生以下無料。

【トーハクキッズデー、どんな1日?】

《対象年齢》0歳〜中学生

来館プレゼントあり!「トーハク来館記念アルバム」&「トーハクコレクションカード」(月ごとにトーハクが選んだおすすめ作品をカードにしたもの)

  • 紙芝居『ぶんぶくちゃがま』1日 4回
  • ワークショップ「みんなで描く記念チケット・お絵かきコーナー」、「うるし体験ペーパークラフトプリントサービス」
  • 浮世絵 ハンコ体験
  • 着物塗り絵
  • 鎧と一緒に記念撮影
  • トーハク笑楽座

行ってみてどうだった?

最初は知らない子どもたちがたくさんだからか?それとも博物館の荘厳な雰囲気を感じ取っているのか、「イヤだ、帰りたい」とイジケモードの姪でしたが、ワークショップ体験くらいから「もう一度やりたい!まだやりたい!」と結局夕方まで過ごし、〈みどりのライオン〉の係りの方に「楽しかったです。今度は弟も一緒に連れて来ます。」と言ってたらしいです。

【当日の流れ】

姪ママと計画を立てる。

東京国立博物館の開館時間は9:30〜。

〈計画〉

《9:30頃》に上野駅→《9:45頃》東京国立博物館でチケット買う→《10:00頃》入館後、本館地下「みどりのライオン」で【来館プレゼント「トーハク来館記念アルバム」&「トーハクコレクションカード」】をもらう→《10:30》本館2階4室で「ぶんぶくちゃがま紙芝居」観る→《11:00》レストランゆりの木で早めの昼食→《13:30》平成館大講堂で「トーハク笑楽座」観る→電車混む前に早めの帰宅

予定と予定の間の空いている隙間時間にワークショップ「みんなで描く記念チケット・お絵かきコーナー」、「うるし体験ペーパークラフトプリントサービス」体験ができたらいい。

〈実際の流れ〉

《成長した姪》姪、Netflixをよく観てるんだけど、今ハマっているのは『イジーとコアラの世界』。出かける当日の朝も「見ていい?」とママに許可を求めていた。電車の時間も氣になるところですが、姪ママ「15分になったら消してね。長い時計の針が3になったらだよ。」とOKを出す。それから洗濯物を干したり、その場に大人が誰もいなかったのですが、なんと!15分ではなく10分にはテレビを消して、お着替えしたり自分で準備をし始めた!今回は姪が自分から「行きたい」と言ったわけではなかったので余計に感激。成長したなぁ。

《9:30過ぎ》上野駅着、徒歩で国立博物館まで。上野と科学博物館や東京文化会館の音楽ワークショップと結びついたみたいで、姪「宝石展もう一回行きたいなぁ」とか、「(東京文化会館ワークショップリーダーの)お姉さんたちにまた会いたい」と口にする。「宝石展は終わっちゃったけど、ワークショップリーダーのお姉さんたちには、また今度、会えたらいいね」と話しながら、もうすでに気温高めのこの日は、木々の木陰の間を抜けて東京国立博物館へ向かう。「ハチに注意!」との看板を見つけて「ママ、ねね!ハチに気をつけて!」と教えてくれる姪。とても警戒する姪。

《9:50頃》東京国立博物館チケット売り場へ並ぶ。

企画展で日時指定券のある人はそのまま入口で提示して入れます。「謎とき 『東京国立博物館からの脱出』」に参加する方で当日券を買う方の列と企画展当日券・総合文化展のみのチケットを買う人の列は分かれていました。

時計を見たら《9:53》。入館までに余裕を持って、上野駅到着時間は決めたほうが良さそう。

チケットを提示し、検温(係りの方におでこで検温してもらう)と手指の消毒をして東京国立博物館の敷地内へ。チケット係の方がチケットに押すハンコをたくさん持っていて、「めっちゃいっぱい持ってる!」と驚いたように面白そうに言う姪。

本館前で記念撮影して、本館へ。入ってすぐによくドラマの場面でも出てくる(半沢直樹とか)あの堂々たる階段と大時計とステンドグラスの窓が観られます。案内で地下の〈みどりのライオン〉の場所を聞くと、「正面階段裏の階段から下に降りたらすぐ目の前」とのこと。

なるほど、すぐに場所は分かりました。

地下のコインロッカー(100円が返却されるタイプ)に貴重品以外を預けて、

〈みどりのライオン〉へ。

係りの方に【来館プレゼント「トーハク来館記念アルバム」&「トーハクコレクションカード」】をもらう。

「見つけてみてね」と係りの方。姪は《キッズスペース》のキッズマットの上で早くも遊びたい様子。さっそく靴を脱いでる!

  • コインロッカー
  • 授乳スペース
  • おむつ替え
  • テーブルと椅子(飲食可)
  • キッズマット
  • 子ども用机と椅子
  • 本コーナー

用意されているもの

  • 離乳食のためのお湯
  • 電子レンジ

と小さな赤ちゃん連れでも安心です。気兼ねなく過ごせますね。

みどりのライオンの部屋ではないのですが、地下にはちょっとした休憩スペースがあって、椅子とドリンクやセブンティーンアイスの自動販売機が並んでいます。

姪、セブンティーンアイスの自販機を見つけて、「食べたい」と。「あとで美味しいの食べるからそれまで待ってて〜」と制し、地下でお手洗いも済ませて、《10:30》の回の紙芝居「ぶんぶくちゃがま」の集合場所は2階4室。エレベーターで2階へ移動。

【紙芝居「ぶんぶくちゃがま」 集合場所2階4室】

「ぶんぶくちゃがま→」の案内に従って進みます。けっこう奥です。

このスペースの床に座って観る。

姪、展示室の雰囲気に圧倒されている様子。

10分前くらいに、集合場所に着く。数人は集まって、すでに座っている子どもや、近くで待っている子どももいます。

姪は、「帰りたい」と今来たところを戻る。

展示品で「ほら、これ観て!何が描いてある?」とか興味を向けようとするけど、今学校でブームの「ばか!」「ダサい」を連発。やれやれ。

階段のところの椅子で姪と姪ママは座って、姪の氣持ちが上向くのを待つことに。

私だけ先に紙芝居の集合場所へ。開始時間が迫って来て姪たちがやってくるか心配でしたが、ぎりぎりにやってきて、ママのそばから離れなかったので、「ママの横で立って観てもいいよ」と声を掛けました。そんな感じでしたが、少し離れた空いているところに座っていました。

お話に引き込まれているよう。

手の表情で姪の状態を想像する。耳塞いでる?

レストランは11時からの営業なので先に様子を見て来ようと、ロッカーから荷物を取って行こうとしたら、姪がロッカーの鍵を持っていたので、紙芝居の場所へ戻っていたら、紙芝居が終わった姪と姪ママと合流できた。

地下に降りてコインロッカーから荷物を取って行こうとしたら、「みどりのライオン」のキッズスペースが氣になり、そちらへ行く姪。

小さい子ども用のおもちゃで遊ぶ。

「それ、赤ちゃんのおもちゃじゃない?ご飯行くよ〜」と姪ママと二人で声を掛けてたら、係の方が「これね、大きい子も、みんな『なつかし〜っ』て言って遊んでいるから恥ずかしいことないんだよ」と話しかけて下さる。

【晴雨兼用傘の貸出あり】

「晴雨兼用傘」の貸出もあるので、夏日のこの日も助かりますね。こちらをお借りして外を移動しました。

【昼食 〈レストラン ゆりの木〉】

《10:50》2組ほど〈ゆりの木〉前で待っている人がいたので、近くで待つ。

5分前にはちょっとずつ開店を待つ人が集まって来ました。列はないので、《11:00》開店の際は順番もなく店内へ入る。

入口で手指の消毒のあと人数を聞かれ、席へ案内してもらいました。

子ども用の椅子は少ないみたいです。

開店後、席が埋まったらお店入って直ぐの場所に受付機があるので、そこで受付をするようです(国立科学博物館のレストランと同じかな)。

席は約140席あります。

【レストランゆりの木】については次の記事で紹介しますね。

食事のときに、先ほど観た紙芝居「ぶんぶくちゃがま」の話し。

姪「最初から『ありがとう』って言えば良かったのにね」

姪ママ&私「『ありがとう』と言う代わりに違う形で『ありがとう』を伝えようと思ったんじゃない?こうやったら喜んでくれるかなと思ったんだよ」

あれ?ぶんぶくちゃがまってどんなお話だったっけ?

《12:00》レストランを出る。

本館へ戻り、お手洗いで地下へ。

姪また〈みどりのライオン〉へ。

今度は本を手に取り、読んでたので、「タイトルを覚えて返って図書館にあったら借りろうね」となだめて移動。

〈みどりのライオン〉の受付のところにいる係の人に、受付にあった浮世絵の絵を指差し「ダサい!」と言う姪。こちら周りの大人は謝るしかない。係の人、苦笑い。ごめんなさい。「あのねぇ、『浮世絵』って、じつはめっちゃカッコいいんだよ。パリ、好きでしょ?パリのこれから教科書とかで出てくる画家たちがこの『浮世絵』を参考に絵を描いたし、日本にも憧れたんだよ。」と諭す。

次の予定は《13:30》からの「トーハク笑楽座」平成館で。その前に一時間半ほどあるので、本館のワークショップ「みんなで描く記念チケット・お絵かきコーナー」、「うるし体験ペーパークラフトプリントサービス」をやってみよう!と本館へ。姪にどちらがいいか聞いたら、「お絵かきをしたい」とのことで、2階へ。

「みんなで描く記念チケット・お絵かきコーナー」の場所は2階の紙芝居の集合場所よりさらに進んだところにありました。

係の方に参加方法を説明してもらう。「トーハクの展示室で好きな作品を探して、応募用紙に描く」か「こちらの机と椅子のスペースで描くなら受付にある図録を借りて、図録から好きな作品を選んで描くか」。そのスペースは外の庭の緑が見えるいい場所。色鉛筆も貸し出されています。

この後の予定のことを考えると、ここで図録を見て描いたほうがいい。姪も「ここで描く」と言ったけれど、「自分の好きなものを描きたい!」と言って聞かない。とりあえず、応募用紙と色鉛筆を借りて、姪ママが、お雛様の図録を見つけて「ほら、このお雛様なんてどう?」と図録を持って席について、「これとかは?」と諭すけれど、係の方にも「イヤだ!好きなものを描きたいんです!」と訴える。困った。係の方も困惑されただろう。

姪ママと導入に失敗しちゃったね、もう少し説明ちゃんとするべきだったと反省。

『うるし体験ペーパークラフトプリントサービス』1階特別4室[日本文化のひろば]

それなら「『うるし体験ペーパークラフトプリントサービス』に行ってみる」?と提案して、係の方に「ごめんなさい」して、1階の特別4室[日本文化のひろば]へ。

5台くらい画面があって、ちょうど1台空いていたのですぐにできた。

姪は『蒔絵』の方を選んでた。ここでも、「お花の形をなぞってみよう」だったのに、好きなハートを描いてた。

時間制限はない。

後ろに誰も並んでいなかったので、そのまま『うるし体験ペーパークラフトプリントサービス』を続ける。

橋や燕子花、葉と茎、流水を自分の好きなところに配置していく。

ここで、そろそろ《13:30》からの「トーハク笑楽座」のため「また落語が終わってから戻って来よう」と諭し、平成館へ向かう。

本館と平成館は室内で繋がっているけど、晴雨兼用傘を借りて外を歩く。黒い傘ですが、模様が色々違っていて、チェリーの模様の傘は一本だけしかなくてそれを借りた。

落語が終わったら本館地下でセブンティーンアイスを食べようと話をしていたのですが、平成館の手前の木のベンチで休憩している小学生くらいのお兄ちゃんの親子連れが目に入ったからなのか「おやつを食べたい」と言い出す。落語開始時間が迫ってて「うそー、アイスクリーム、後で食べるから先に落語行こうよ〜」と思ったけど、姪ママ、持ってきたこんにゃくゼリーを渡し、ベンチに座ってからちょっと休憩。なかなか、ササッとはいきません。姪「ねね(私のこと)の分も持ってきたよ。一緒に食べる?」と聞いてくれたけと、「○○ちゃんの分に取っといていいよ」と返す。

【「トーハク笑楽座」平成館】

《13:20》頃に平成館へ。平成館入って左手のカフェスペースのところに入口があります。

沖縄展がこの日まででドラマ「ちむどんどん」のコーナーが。そこに「何かの建物の中をゲームのコントローラーで移動する」というコーナーもあって、どこかの小学生のお兄ちゃんがやっているのを見て、足止め。姪もやってみる。そろそろ行くよ、と5分前くらいに会場へ。

この時間はさすがに、会場、前のほうは埋まっていました。

お囃子さんの説明や、出囃子の演奏。それから、ジッタリンジンの「夏祭り(ホワイトベリーが後にカバー)」を三味線の音に合わせて太鼓を叩く体験を、やってみたい子どもたちはステージに上って、列に並んで順番に。

姪も前に出てやってみた。幼稚園でお祭りの宮太鼓を叩いたことがあったから、楽しめたかな。

「ママとねねが勧めたから行った」と言ってたけど。

次の落語体験は前へ出なかった。

でも、お蕎麦を扇子を箸に見立てて食べるところは大受け!家で再現してパパに見せてた。

芸のお披露で顎の部分に棒を乗せそこに茶碗を重ねていく芸では「すごぉーい!すごいんだね!!」との感想。傘回しと枡回しの芸の披露では、「何事もうまく回りますように」「ますます幸せになりますように」との意味、祈りも込められているとのこと。

そして、落語は1日2回公演で、1回目の内容と2回目の内容は変えて行いますねとのこと。

2回目の内容は「知ったかぶり」の話。

「てんしき」が「放屁」つまり「おなら」のことだと分かって姪は大笑い。他の子どもたちも大受けの大笑い。

途中、ネタで「てんしき」のことを「ふろしき」と聞き間違えるところがあって「ふろしきじゃないっ!」と元氣に突っ込んでた姪。

1時間とパンフレットにありましたが、この回は一時間をちょっと過ぎました。

アンケートにも回答。

出口を出たところで、端にある自販機が目に入ってしまった姪。ここにもセブンティーンアイスの自販機があるのです。窓側のソファーも空いていたので、ここで休憩を取ることにしました。

隣には上は小学生高学年から、下は幼児連れの親子が二組。お友だち同士かな?小学生の姪くらいの男の子がどうやら下の子に「ペットボトルを振って飲んだら美味しいよ」と伝えたらしい。それを真に受けた下の子、サイダーが溢れていました。姪ママが持っていたウエットティッシュを渡す。こういうときはお互い様です。小学校高学年のお姉ちゃんが、すみませんと頭を下げていました。きょうだいってそんな感じですよね。微笑ましい。

そう言えば、キッザニアでご飯食べてるとき姪が飲み物をこぼして、隣のテーブルの方が同じようにウエットティッシュを渡してくれたのを思い出しました。ありがたかった。

平成館から本館へ移動。外は暑いので室内を移動。姪は借りてきた晴雨兼用傘を心配していましたが、「だいじょうぶ。外を通る人がまた使うからそのままでもいいんだよ」と説明する。

【再び『うるし体験ペーパークラフトプリントサービス』1階特別4室[日本文化のひろば]】へ

誰も並んでいなかったので、そして、係の方も「何回でもいいですよ」とのことで、2つ続けて作成。

蓋が開くのは気に入らなかったみたいで「開かなくていいのに!」と突っ込む姪。

この後、人が増えてきたので、姪はまだやりたがっていましたが《浮世絵のしくみ》をスタンプを押しながら体験できるコーナーへ移動。姪「パパにも持って帰る!」とパパの分も体験。着物の塗り絵ももらって、

トーハクの記念スタンプのところへ行って、それから地下一階の《ご来館記念Photo》へ。

みんなで一枚、バックは波の絵で。姪が一人でもやりたいと言うので、追加で500円でもう一枚。バックは先ほどの漆体験の絵柄。

結局、16時くらいになってしまいました。

姪、〈みどりのライオン〉を通るときに「お礼を言ってくる!」との受付のスタッフの方に「きょうは たのしかったです。こんどは〇〇くん(弟)もつれてきます。」と伝えたらしい。

只今トーハク前のポストは特別ラッピングされています。来館の記念にトーハクでスタンプを押して、こちらから出せます。

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