4Jun
↑六本木ミッドタウン ガレリア3階にあるサントリー美術館、こんな感じで標示が分かりやすい。
今回は日比谷線中目黒行きを利用。
その場合は、後方車両だと六本木方面改札口には便利(北千住方面行きだと前方車両)。
ミッドタウンの標示に従い、六本木方面改札口を出て地下通路を通る。
標示はとても分かりやすい。
木と。
水と。
とても涼しげ。
ガラスは、
写真撮影可能な物も↓
モチーフの組み合わせで面白いのは、日本では梅に鶯ですが、中国では梅に鵲(かささぎ)。
そういえば、七夕伝説でも天の川に一年に一度架かる橋は鵲がつくっているんですよね。
日本ではあまりに馴染みのない鳥かも知れませんが、九州の地元ではカラスと言えば鵲のことを指していました。
今は黒カラスが増えて、鵲の姿をあまり見なくなってしまいましたが、鵲が吉のモチーフで、天の川の橋も鵲だったと大人になってから知って、なんだか嬉しくなりました。
他のモチーフは、牡丹に鳳凰。
鳳凰は皇后の印。そして、黄色は最も位の高い皇帝の色。
鯉は、「利」と同じ音で、「魚」には「余裕」の意味があり、この余裕のある生活がこの先も続きますようにという意味。
中国では縁起物として鯉料理も出されるとのこと。そういえば、地元も鯉料理もなかなか有名だったりして、親戚で集まるときは鯉料理だったりしたなぁ。
葡萄に栗鼠。
蝙蝠も吉。
石榴など。
またまた、地元は焼き物も有名で、色絵や赤絵、染付けの陶磁器、土ものも有名。
そのモチーフも、中国のものと共通点もあり、比べるのも面白い。
それから、雨竜は小さい、幼い龍との説明があった。
ガレも集めていた小瓶や影響を受けているのが分かるが、ガレの作品は柔らかさと優美さを感じる。
「カトレア」「茄子」、水差しの「葉」など、うっとり。
鼻煙壺(小さな小瓶)の収集もしていたガレ。
もう出口に近いところに、鼻煙壺(町田市博物所蔵)がたくさん並べられていて、それぞれに可愛らしく、美しく、胸がときめいた。
7月1日(日)まで。
その後、琉球 美の宝庫は7月18日(水)~9月2日(日)