3Jul
最近、姪がよく言ってくるのが、
「ねね(私のこと)のこと、大嫌い!」
「ママや、パパや、にに(姪の伯父)は大好きだけど、ねねのことは嫌い」
初めて聞いたときは
「えーっ!!??えぇーっっ??!!ええーー??!!!」
と動揺してしまっていましたが、
よーく、よーく聞いてみると、
「ねねのこと、もっと小さいときは好きだったけど、大きくなってからは嫌いになったの」
と言う。
姪が2歳まで一緒に暮らしていたのですが、引っ越しをして、今は離れて暮らしている。
「ねね、ずーっと一緒にいてほしいのに、おうちに帰るから嫌いなの」
だそう。
なーんだ!そういうことだったのね。ちょっと、ホッとした。
今日は、朔月(新月)ということもあって、姪は幼稚園を休んで、姪ママと、姪の大伯母のAちゃんと、四人で一緒にお墓参り(一日参り)へ行った。
朝出掛ける前に、姪ママが
「今日誰に会う?」
と聞いたら、
「Aちゃんと ねねー。ねねさー あした こないんだ?」
と答えたそう。
(あしたこないんだ、とは、姪のお家にお泊まりしないということらしい)
待ち合わせ場所で会った時、「ねねー!」と駆け寄ってギュー(ハグ)してくれた。
(久しぶりのハグ)
この前なんかは、「ねねのこと嫌い。ギューもしない!」と言ってた(泣き)。
ギューのあと、姪が背負っている「リュックの前ベルトを外して」とお願いされ、手伝ってあげると、リュックの中から、今朝描いた絵を出して、
「これがAちゃん、これがKちゃん(姪の大伯父様)で、Kちゃんと結婚したいって書いたの。」
だって(Kちゃん喜ぶだろうな)!
リュックの中には、オモチャやボールペンやメモ帳、おやつに水の入ったペットボトルも、自分で持ってる!
Aちゃんも合流して、今度はAちゃんに見せようとしているので、
「ご飯食べるときに見せようね」
と促し、歩く。
今日は、しっかりAちゃんと私の手を繋いで、歌ったりご機嫌で歩いていた。
墓前にご挨拶して、京王プラザホテルでランチ。
レストランの席から、通りの新緑がきれい。
Aちゃんが、デザートまでついてるから、こちらのコースにしましょうか、とご提案くださり、
女子には嬉しい、一口ずつを色々。
ホワイトアスパラガスのムース、姪がママに一口ちょうだい!とねだって口に入れて、たぶん、プリンとか甘いのを想像していたんだろうな、驚いた顔をして、それ以上は求めなかった(笑)。
大人の私たちにはまろやかで美味しかったです。
京王プラザホテルに到着したときも
「ねねのこと、小さいときは好きだったけど、大きくなってからはきらーい」
と、言ってくる(私の反応を楽しんでいるのか?!)。
そう言えば、ホテルまでの道のりに、ビルの窓を拭いている人がいて、Aちゃんが「窓を拭いているのよ」と教えていたら、
「危ないよー」と言ったり、
その人が上からスルスルーと降りて来ているのを見て、
「怖くないのかなー」
と言うのを聞いて、Aちゃんと顔を見合せ、もうこんな風にしっかりとお話しができるようになったのねー!と感心した。
ところで話は京王プラザホテルのランチに戻り、
姪にはお子さまランチ。
ベーカリー特製ブレッドは、バジル、トマト、レモン&ハニーの3種類が出て来ました。
どれも美味しい。
姪が私にもちょうだい!と言って、バジルパンを手に取った。
大丈夫?
と思ったけど、美味しい!とパクパク食べる。
京王プラザホテルの給仕スタッフの方々も、姪に話しかけてくださったり、子ども連れでも気兼ねなくゆっくりと食事ができてありがたかった。
パンのバスケットが空いたのを引かれるときに、
まだ食べたい!と言うのを聞いて、
お代わりお持ちしましょうか?
「他にもバターロールとバゲットがございます。」
とのことで、バターロールをお代わりお願いしました。
私の分も、今日は美味しくてお代わりお願いしました。
それから、デザートをいただくときに、
ねね!デザート食べるの競争しよう!と言ってきた。
今幼稚園で一番仲のいい、もう4歳のお友達が競争しよう!とよく言っているからその影響。
「ねぇ、デザートは競争なんかしないでゆっくり味わって食べようよ」
と、ママと二人で説得。
ちょっとずつを二種類なのも嬉しい。
そして、ドリンク、コーヒーか紅茶を選べたので、Aちゃんはコーヒー、私と姪ママは紅茶。
紅茶はミルクかレモンを選べたので、姪ママはミルク、私は、さっぱりしたかったのでレモンを注文しました。
姪の向かいに座っていましたが、私がティーカップにレモンを浸すのを見ていた姪、それを自分もやりたいと言う…。
お水が入ったカップに入れて、私のティーポットから注いでくれと言う。
酸っぱいよ??!!
と周りの3人の大人が忠告するも、大丈夫だよ!とどうしても自分でもやってみたい様子。
隣に座っていたAちゃんと顔を見合せる(笑)。
ママがすかさず、もうねねのは入ってないのでママのと一緒だからママのをあげるよ!とついであげたけど、どうしても私のティーポットの方が気になるみたいで、注いであげたよ。
さて、デザートも終わってお開きの時間。
姪がその雰囲気に気づいて、
「帰りたくないよー!」と。
「ねねも、うちに来てよー」
と、今回は素直に?言ってくれた。
「電車乗りたくないよー」とも。
駅の方に歩いて行ってたら、
「ねね!ねねのペンダント貸してぇ」とか、
「ねね、抱っこ!」
と、離れられないように、色々と姪の精一杯の作戦を練ってくるのが面白くておかしくってかわいくってせつなくってしょうがない。
ねねも、本当は別れたくないよぅ。離れたくないよぅ。ずーっと一緒にいたいよぅ。
それにしても、抱っこ、持ち上げるのが、もうそろそろ限界かなぁ、重くなったなぁ。
そう言えば、知り合いの、保育所の所長をしていた方が、「抱き癖がつくというから、泣いても抱っこってすぐにしない方がいいですか?」というお母さんの質問に、「今抱っこできるうちにたくさん抱っこして上げてください。抱き癖がつくなんて言わないで。いつかは抱っこできなくなる日が来るんですから。」と答えていらっしゃったのが心に残っている。他の知り合いの保育士さんも、同じことをおっしゃっていた。
結局、帰りは別なので、泣いちゃった。
この成長の時期に、なるべくたくさん会って、一緒に過ごしたいなぁ。
そして、身近で、子どもの成長や発達過程を見られるってありがたいなぁと思う。
姪ママ「なんだよぅ。結局、ねねのこと大好きなんでしょー?」
本当はどんなんだか。
でも、嫌われたくはないなぁ…。
そして、私は、キライって言われても、キライになれないしー!大好きだよー!