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『今日のダーリン』と日々の保育について思うこと

今年から使い始めた『ほぼ日手帳』、それからすっかりほぼ日と糸井さんのファンになって、毎日楽しみにしているのが「今日のダーリン」。

「今日のダーリン」は、基本的には、
「毎日、更新されて、
 毎日、消えていくコンテンツ」

この「今日のダーリン」は、

創刊以来、バックナンバーを残したり、

アーカイブを設けたりしていません。

ほぼ日刊イトイ新聞公式ホームページより

というもので、後でもう一度あの言葉良かったよな、と思っても読み返すことのできない貴重な読み物でもあります。

今日、ネットニュースでようやく「保育所の施設基準を見直す」というのを見ました。保育所で働いている身にとっては、心から待ち望んでいることでもあります。

園での事故、虐待、こんなニュースを見聞きするたびに胸が痛みますが、それに加えて保育士不足。乳幼児期は人間の人格形成の重要な時期と言われ始めてもう随分長いこと経っていると思うしそこは明らかに分かっていることなのにも関わらず、子どもの育ち、ほんとうに良い環境とは言い難いと感じる日々。

保育園は保育所保育指針というほんとにバイブル!に則って日々の保育を行うのですが、それを、施設基準法、労働基準法、児童福祉法、色んな法律も絡まって来る中でやっていっています。その施設基準法の中に「保育士の配置基準」があります。だいたい、その基準よりも多い保育士または保育補助の先生がついている園も多いようですが、それでも!やっぱり保育所保育指針にあるような保育を行おうとすれば、保育士の負担はほんとに大きい。それでも本当に先生方、トイレも行けず水分補給もできないような環境の中で、子どもたちにできる限りの真摯な保育をされている姿に感服する毎日。そして「もう今日ヘトヘト」と耳にすることも多い。

保育所保育指針の中にはねらいと目標についても記されています。

しかし、最近思うのは、もっとおおらかな保育ではいけないんだろうか?

ということです。

「今日のダーリン」に、

いまって、なんでも目的が問われすぎだなぁと思った。

(中略)

散歩だって、旅だってそうだ。どこまで行って、いつごろに戻ってきてとなんてことがまったくなくてもできるものなのに、目的や計画や、ときには利点なんてものが問われている。そういうことを考えすぎるし、言いすぎるし言われすぎる。「やることがたのしいから、やる」ということを、いつのまにか、ぼくらはどれだけ失ってきたのだろうか。

ほぼ日刊イトイ新聞「今日のダーリン」2023年3月1日

子どもの発達過程も、ほんとうに、そこには「よろこび」があるし、ほほが緩む。子どもたちは毎日毎日一所懸命で朗らかで明るくて逞しい!そこを純粋に楽しめたらどんなにか幸せか。

その一瞬一瞬にしっかり向き合った保育をしたい!

子どもたちにも、ほんとうに「やることがたのしいから、やる」という空間を創ってあげたい。

保護者との連携の連絡帳は大切だけど、その他の書類に追われる保育…改善のほうに向いていかないかなぁ。

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