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「愛を味方にする生き方 人生があがっていく宇宙マッサージ」(白井剛史/青林堂)感想・読書記録

先日読んだ吉本ばななさんの「『違うこと』をしないこと」(2月11日の読書記録もどうぞご参考に)。

こちらで、ばななさんと対談されてたプリミ恥部さん(白井剛史さん)の本。

平成29(2017)年に初版が出ていました。

もっと早く出会いたかったなーと思った本。

表紙のハート、プミリさんがお召しのL0VE宇宙パジャマのよう。

「前書」には「愛を味方にするには力が抜けていることがとても大事です」とあります。

そして、この本の前に、この本の帯の推薦文も書いていらっしゃる矢作直樹さんとの共著「気をつかわずに愛をつかう」も出版されていて、その帯には「持っただけで『愛』が響いてしまう本!」と書かれていますが、この本も同じです。

そばに置いてあると、なんだか、心があったかーい状態がずーっと続く気がします。

内容は、「胎内記憶」(産まれてくる子どもたちがお母さんのお腹に入る前やお腹の中での出来事を覚えているという)で知られている池川明さんとの「愛の対談」、それから「愛をつかう」ということとはどんな風にすることなのか、ばななさんとの対談にも出ていた「設定の大切さ」、など。

それから、母と子どもの関係についても興味深いことが書いてありますよ。

特に3歳くらいまでの赤ちゃんは母親と一心同体なので、赤ちゃんのストレスだけを取り除こうとするととても嫌がるそうです。

「その事でも分かる通り、親がどういう状態にあるかが、子どもに多大なる影響をおよぼしているのは間違いないです。」

なので、「宇宙マッサージでは、なるべく親子同時か、母親と中心に愛の状態になるようにしていきます。」

と。

白井剛史(プリミ恥部)さんの生い立ちも興味深く、育ての親である鍛冶屋のお祖父さまのこと、3歳でそのお祖父さまと一緒に行動し「極意は一緒に過ごすだけで体得できる」という言葉が印象に残りました。

「自分の身体で感じたことを日常の中で、自分自身の主体で観察したり認識していくことで、思考で勉強して理解するよりもケタ違いの情報量を得られると感じているからです。」

「何か極意がわかるようになるには、一緒に過ごして理屈ではない感覚やたたずまいをとらえることが何より早く、深いのです。」

宇野千代さんは「幸せは伝染する」とおっしゃっていましたし、

田辺聖子さんも「夢の櫂こぎどんぶらこ」の中で「その人の考えていることは自然と周りに感じ取られていくのよ。それが品というものよ。」と語られていた。

そして!

私も中学生の時に、すごーく体育会系の学校で、部活の顧問から受けたことと同じような経験を、白井さんもされていることが分かり何だかホッとした~今さらだけど。

「ただ、宇宙の流れに乗るということは、校則をふまえて生きている先生方には目をつけられやすく、中学でも高校でも節目節目で先生から、他の生徒の前で見せしめ的な暴力を受けたりしました。

ちゃんと正当な理由を言うと、口ごたえしたということで先生たちは殴るという手段をとっていたようです。

(中略)

ただ、それも、ぼくの中ではあまり苦痛ではなかったのです。そういう状況を笑ってしまうような性質がどこかあります。」

白井さん、すごい!あまり苦痛ではなかっただなんて。

この前、姪とディズニーのアニメの方の「美女と野獣」を観ていて、ベルと野獣とのやり取りで「これ、絶対、日本だと『口ごたえするなー!』って言われそうだ。さすがアメリカ!良いなぁ」と思いながら観ていました。

でも、きっと、そういう状況を笑ってしまえる性質がいいんですね☆

「縁」については「相手に対して何かをほどこすのではなく、その場にとって最善の愛をクリエイティヴするということが、縁というシステムの中で最大限に愛をつかう方法なのだと感じます。」

なんだか、じぃ~んと響く言葉です。

『宇宙時間』については、「次元間を「今」でとらえると宇宙時間が現れる」

やはり、「今ここ」なのですね。

それからそれから、「怒り」について、なるほどーー!!と思ったのが、

「ある日、白井さんが会社勤めの時に珍しく上司から怒鳴り散らされたことがあって、怒りの沸点が上がれば上がるほど、顔が真っ赤になればなるほど、面白くて笑えてきてしまって、怒られている最中に笑いがこらえきれなくなり、さらに『なにを笑ってるんだ!』と更にエキサイトして怒り、怒りが沸点を超えてもの凄いことになってしまったので、もはや笑いを抑えようがなく、笑うしかなくなってしまったことがありました。」と。

そうなんです!私も、そのような経験があって、そんなとき、相手が怒れば怒るほど笑いが沸いてきて、益々怒られるという経験があって、これも、なんだぁ!あれでよかったんだぁ!と落ち着きました。

「ああいう時は、怒りがちな人は溜まったストレスを相当解放されていると思いますが、どんどんストレスが抜けてスコーンと通るような状態になるので、その突き抜けた向こう側に、なにか清々しい笑いにつながるゾーンがあるのだと感じます。」

なるほど!なるほどーー!!

「いかりは解放なので、全身全霊で怒れる環境をクリエイティヴできそうなら、積極的につくっていくといいと思います」って!

怒りをぶつけられる方は大変だけど、そういう視点からみることができたら、なるほど!笑いに変えて解放できるかもしれません。

「どうしたら愛になれますか」という質問もよくされるそうですが、

「愛と声にださずに自分の中で言い続ければいいです。」

「声のバイブレーションは自分の身体の内側に響かせるだけでも、自分の細胞にも相手の細胞にも、同時にちゃんと伝わるのです。つまり、頭や腹の中で発したことは、即、現実に響いてしまうということでもあります。」

「声に出さずに身体内で言っていると、自分の細胞や脳や神経は聴いています。それを繰り返し言っていると、どんなにネガティヴでも、細胞などが愛に聞く耳を持つようになって、愛のバイブレーションを記憶していきますし、ゆっくりでも、愛になっていきます。そしてゆっくりでも、愛がつかえるようになっていきます。」

でも「人を癒したいと思ったことは一度もありません」だそうです。

その時点で、愛のバイブレーションは相当数なくなるか、成分がかなり薄まってしまうと感じるからだそうです。

「宇宙マッサージでしていることは、自分自身が愛になっていくこと、そして愛がつかえるようになっていくこと、です。どんなシチュエーションであれ、愛が流れ、あふれることができるようになっていくこと。その人が制限しなければ、どこまでも純度を高められ、よりいっぱい、全方位的につかえるようになるエネルギー源が、愛というものなのです。」

すごい。

こんな表現ができるなんて。

白井剛史さんの独特の言葉の表現もよくって、本当にこころから感銘、感動する。

愛になれる本!と表現したらいいのかしら。

ただ、ただ、ひたすら、あったかく優しい気持ちが溢れてくる本。

(プリミ恥部(白井剛史)さんの代官山「晴れたら空に豆まいて」でのLIVE&舞&宇宙マッサージの記事もどうぞご参照ください)

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「違うこと」をしないこと

愛を味方にする生き方 人生があがっていく宇宙マッサージ

気をつかわずに、愛をつかう――矢作&プリミ「宇宙愛」対談

 

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