21May
幼稚園へ行き始めて、1ヶ月が過ぎた。
先日、姪のところにお泊まりしたときに、
「勉強するから机を作るの手伝って」
と、布団を畳むのを手伝うように頼まれた。
それから、姪のパパの部屋へ行き、
「勉強するから紙をください。ねねの分と2枚ね」
と紙を2枚と蛍光ペンを持ってきた。
「いい?見ててね。
紙を置いて、こんなふうにペンを置いたら、縦に線をいくのよ。こんなふうにね。
縦はタツノオトシゴと(姪はタツノオトシゴのことを「タツノオトシゴと」という。パパはおしごと、と、どうやら混同しているらしい。)みたいだね。
いい?
じゃあ、ねねも、やってみて」
私が、姪より先にしようとしたり、同時にしようとすると、
「待って!ちゃんと見てて!そうそうそう!その調子!」
と、どうやら私が生徒役のようだ。
「横に線を繋いでね。あとは、ナリナリナリー」
と、ジグザグというか、波線を引いていたので、
「ナリナリって、波線のこと?ナミナミナミ~?」
と聞いてみたが、
「違う違う、ナリナリ!」
と言っている。
保育園の先生(保育士)をしている友人が、字を書けるようになる前から、うちの保育園では3歳前から、こういうのをやっているよ~とそこの保育園で使っている手作りのテキストも、同じように、縦線、横線、丸、ジグザグ、波線、などを練習できるようになっていて、手を使うのに慣れるように、手を使う基本動作の練習になるとのことだった。
紙については、うちへ遊びに来たときも、
「絵を描くから紙をください。」
と言ってくるが、こちらがもったいないと思って裏紙を渡すと、「これじゃない!」と絶対に白紙をもらうし、裏は使わなかったのだが、幼稚園では、裏紙も使うのかな?
今回は、裏返して使っていた。
「ねねもね。全部書いたら裏返してね」
私としては、こんなことを教えたい!この本を読んであげたい!とつい、してあげたい!がいっぱいなのだけど、姪は、私には、教えてあげよう!のスタンスだ。
途中で、ちょっとぶざけて、
「斜めの線を書いてもいい?ナリナリじゃなくて、ジグザグジグザグでもいい?」
と、言ってみて、やってみたら、
「違う違う!横線をちゃんと書いてね。それから、ナリナリをたくさんだよ」
と言ってきた。
裏紙も目一杯使ったら、その紙を洗濯物入れのカゴに重ねて、また、姪パパに新しい紙をもらいに行っていた。
10枚くらい続いたかも。
「ご飯だよ。それから今日はお友達のところへ遊びに行くよ」
と、姪ととっても仲がいいお友達のところへ行くことを伝えても、
「まだ勉強する!」
となかなか止めようとはしなかった。
何かをやりだすと、単純なことでも、気のすむまでやりたがる。
ということで、友達宅へは少し遅れて遊びに行った。